――中国側は韓半島の平和と安定をかなり重視していて、武力衝突は避けなければならないと温首相が言っていたが、中国の対応は後退したのでは。
「武力衝突は絶対に避けなきゃならないというのは、日本も韓国も同じであります。そのことを前提に中国もまさにそこは同じ意見だったと思います。ただ、全体としてやはり、北朝鮮に対してある意味で暴発をされては困るという思いの中で慎重な意見だったと、そのように考えております」
【口蹄疫】
――口蹄疫の被害に関連して、総理自身が九州を訪れることが検討されているが、実際にどのようなことを検討しているか
「まだ最終的に決まってはおりません。ただやはり、特に宮崎県の皆さん方、農家のみなさんはじめ、地域のみなさんたいへん不眠不休で苦労されていると。その激励も込めて一度伺うべきだと、そのように思っておりますし、法律ができましたと。政府としても万全を期していくというメッセージも直接お伝えしたい。そのように思っていますが、まだ最終的にいついけるかということになると、決定をしているという段階ではありません」