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という説があるよね。
もちろん、あってもわずかだろうから、現生人類の大海の中のちっぽけな孤島程度だろう
けどね。 だけど、わずかでも交雑していれば、その遺伝子はやがて広まっていく。
交雑があったとしてそれから数万年が経過しているわけだから、原生人類、特に住居地が重なっていた、欧米系人種の中には、彼らの遺伝子が微小ながら伝えられているかもしれないね。
最後の生存地はイベリア半島地方じゃないか、と言われている。
2万7,8千年前だという。
DNAの遺伝的解析から、高緯度地方では色白で赤茶髪で青や茶の目だったんじゃないか、という説もあり、ウイキではまるで現在の白人種のような再現絵が描かれている。
それはともかく、ネアンデルタール人の成長は驚くほど速く、3年くらいで体格的には
大人に近く成長するという早熟だったようだ。 他のほとんどの動物種(哺乳類)と変わ
らない。 もちろん、性成熟はそれよりは遅れていただろうけど。
これは、現世人類と大きく違うところだ。 こういう面からも、現世人類とはなにか?
という問題に突き当たってしまうわけだ。(何で成熟まで15,6年もかかるのか?)
他人類がもし生きていれば、人類とは何か?人種とは何か?そして、人権とは何か?
(他人類にも人権を認めるべきか?)とか、いろいろ、根源的な問いかけとなったかもし
れない。
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