あるぞ、佑ちゃんVS雄星! 世界大学野球選手権に出場する大学日本代表の壮行試合として、7月26日に東京ドームで行われるプロ選抜戦の概要が28日、日本野球機構(NPB)から発表された。
試合はスカパーJSATがスポンサーとなり、「スカパー!プレゼンツ 大学日本代表対NPBフレッシュ選抜」として実施。プロ側の「NPBフレッシュ選抜」は7月22日に行われるフレッシュオールスター(長崎)の出場選手を中心に、出場選手登録されていないメンバーで編成。巨人の岡崎郁2軍監督がチームの指揮を執る。
一方、榎本保監督(近大)が率いる大学日本代表は全日本大学野球選手権終了後の6月19日から神奈川県平塚市で選考合宿を行い、同月21日に全22選手を選出。そのメンバーがそのまま東京ドームの壮行試合に出場する予定だ。
そこで、現実味を帯びてきたのが「佑・雄」対決だ。大学日本代表に斎藤佑樹(早大)が選ばれることは濃厚な一方、フレッシュオールスターの出場候補には雄星(西武)が入っている。東京ドームのマウンドで今秋ドラフトの目玉・斎藤と昨秋ドラフトの目玉・雄星が投げ合う可能性は十分ある。
また、大学側は斎藤のほかに大石達也(早大)や沢村拓一(中大)ら今秋のドラフト1位候補も名を連ねる見込みで、プロの若手を相手にした格好のアピールの場となりそうだ。 (川越亮太)
この記事を印刷する