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まず、現実的に沖縄だけに過度の負担を負わせていることを多くの国民は自分たちの問題として
認識すべきこと→これは教育のあり方にもよる。
また、沖縄ばかりクローズアップされているが施設ならびに協力地第二位が北海道(つまり、
両方とも日本の植民地であり、現在は同化されている地域)など辺境にその負担が集中している
ことをどう考えるのかというコンセンサスの問題。これらは広く議論をしてコンセンサスをきち
んと求めることが重要でしょう。(同じように青森の六ヶ所村など原子力負担、石油備蓄負担など全体のためという要請で一部地域地方に負担をかけている事実を全国民が周知する必要がある。)
次にどこに移転しようと地位協定による問題は解決されるわけではない。だから、何より安保の内容および地位協定についての見直しを与党と確約しなければならない。
(なによりもこれがなされなければ、本当の意味で引き受ける地域はないと考える。)
更に基地の移転先については海兵隊基地とセットで引き受ける地域を探す。
地政学的に沖縄の重要さは認めるが、これについては空母ならびにヘリ空母の基地とし
沖縄の土地自体に置く陸上施設はこれを縮小する。
非核三原則に基づき国内への核兵器の配備はこれを認めないが、津軽海峡の公海下に
弾道ミサイル潜水艦ならびに限定核ミサイル搭載の潜水艦の配備についてはこれを認める。
(認めるのであって配備したとか配備するという話ではない。)
基地を拡散することから、イージス艦の増強を行いこれを下関 門司 を中心に配備。
結局はアメリカと交渉が必要なので日本としてはアメリカ軍への別の形での協力を提言しなければ日米同盟としての戦略を構築できない。それはきちんと理解すべきだ。
安保なんていらないという国民の声が大きければ、私は民兵による防衛システムの構築を提言する。国軍による防衛という分業を九条をてこにしてこれを廃止するぐらいの思い切りが大切だ
ろう。
今回の件を沖縄の人々の願いをどうのこうのといい現象面だけの解決にすることは
国民が防衛ということ軍事ということ同盟ということを考える機会を失することになる。
問題は負担のバランスがおかしいこと。その上で多くの国民がそれを見て見ぬふりをして
きたこと。それによって沖縄の人々が過度の緊張を強いられていることである。
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