ハリセンボン、解散危機？　稲垣とのＣＭ共演懸け亀裂

　お笑いコンビ「ハリセンボン」（近藤春菜、箕輪はるか）が、ＳＭＡＰ稲垣吾郎とのカップめん「日清麺職人」ＣＭ共演権を懸けて闘うキャンペーンの発表会が、東京都内で開かれ、２人は「コンビ解散もあるかもしれない」と闘志をむき出しにした。

　赤と青のかっぽう着姿でにらみ合い、恋人がいる箕輪が「女としての勝負はもう勝ってるので余裕で勝ちます」と上から言うと、近藤は「たまたまマニアが現れただけですから」とチクリ。

　「ラーメンが似合うのはどっちかってことですよ。こんな鶏がらみたいなやつに負けない」と近藤がかみついたが、箕輪は「チャーシューに言われたくないわ。わたしは鶏がらとして、いいだし出します」と返し、思わず近藤は「じゃあ（２人合わせて）いいバランスじゃないですかっ」。

　バトルは、それぞれの商品セールストーク映像を閲覧できる特設ウェブサイトでの投票、全国６カ所での直接販売個数や投票により、７月に勝敗が決まる。

　この日は前哨戦として、吉本総合芸能学院に通う芸人の卵３０人を前に演説。近藤は自分を支持してくれれば「顔を覚えておいて、卒業したら先輩に紹介するよ」といやらしい訴えをし、１１対１９で箕輪に惨敗した。

　がくぜんとしながらも近藤は、稲垣とはテレビ番組での共演が長く「吾郎さんはいつも『春菜、春菜』だから、わたしと共演したいんだと思う」と強がり、箕輪は「それはわたしへの『好き』のカムフラージュ」と目をハートにしたが、稲垣の意向がどちらにせよ、勝敗には反映されないという。