オバマ大統領、原油流出現場で「解決責任は私に」
28日、米南部ルイジアナ州の原油漂着現場で、説明を受けるオバマ大統領=AP
【ワシントン=山田哲朗】米南部ルイジアナ州沖のメキシコ湾で4月20日に起きた原油流出事故で、オバマ大統領は28日、原油が漂着している同州の海岸を視察、「米史上最大の流出事故」と認めた上で「この危機を解決する最終的な責任は私にある」と述べ、政府が全力で対策を進める姿勢を示した。
事故を起こした施設を運営する英石油大手BPはこの日も、泥やゴム廃材などを高圧で注入し油井を封じる作業を続けた。ダグ・サトルズBP最高執行責任者(COO)は、記者会見で「もう24〜48時間続けてから成否を判断する」と語った。
(2010年5月29日19時44分 読売新聞)