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なんだかなぁ

投稿者：よねざわいずみ投稿日：2010年 4月 1日(木)16時45分11秒

没理性的でかつ没理論的なのはもともと積極的に志向しているのでご指摘のとおりですが、それが「議論することは当然無理」という結論になぜつながるのか。さっぱりわかりません。いずれにせよ「そういう立場を採り続ける」私はあなたと「議論することは当然無理」、とのことですので、自分の悪口を書かれない限りここにはもう発言しないことにしますｗ　←真似してみる

Re: こういう書き込みがあると

投稿者：バッジ＠ネオ・トロツキスト投稿日：2010年 4月 1日(木)16時38分59秒

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> No.7063[元記事へ] よねざわいずみさんへのお返事です。 > 議論する気を私は失うんですよね。 > ということで、いくつか論点はあるんですが、気の向いたときに改めて。あなたがそういう没理性的・没理論的な立場を採り続ける限り、議論することは当然無理でしょうねｗ

http://津

こういう書き込みがあると

投稿者：よねざわいずみ投稿日：2010年 4月 1日(木)16時05分54秒

返信・引用

議論する気を私は失うんですよね。ということで、いくつか論点はあるんですが、気の向いたときに改めて。

はははは、やっぱ議論、止まっちゃってますねぇ

投稿者：バッジ＠ネオ・トロツキスト投稿日：2010年 4月 1日(木)15時25分35秒

返信・引用編集済

日雇い派遣などの非正規雇用をその背景も含めてどう正しく認識・評価し、働く側からの本物の対策を立てていくのかということは、実は、思ってた以上に大問題・難問題なんだと思いますよ。まことさんが固執し続けるように、この問題の根底には資本の貪欲な利潤欲求だけではなく、資本の側の画策の口実に悪用されてしまっている「現代の問題」があるからです。つまり、社会的規制を破壊してまで利潤追求に狂奔したいという資本の側の動向だけではなく、その動向に利用されそれを免罪してしまうような「現代の労働の問題」「働く側の変化の問題」もあるのだと思います。資本制が１００年以上経過し「百姓の子は百姓、職工のせがれは職工」みたいな封建的職業観が崩壊し尽くしたことなども関係しているでしょう。資本制が発達し切った現在の日本では、３Ｋ仕事が嫌われているだけではなく、企業戦士の親の姿を見て育った彼らの子供達が親世代と違った「自己実現型のビューテフルな職業・労働生活」を希求します。「疎外された労働・職業生活からの解放欲求」とでも形容できましょうか？そして、そう希求するような根拠や条件も、良くも悪くも既にかなり出来上がりつつあるのだと思います。もちろんこの「条件」の「完備」までもを資本制社会の変革無しに期待するのは、あどけない願望なのでしょうが。日本の生産年齢人口の７０％以上を占める賃労働者層では、製造業（＝ホワイトカラー管理職層や流通部門を含む広義の「製造業」）や物質的生産部門（鉱業、運輸業含む）での就労比率が既に大幅に低下しています。１９８０年頃から喧伝されていたように、先進資本主義諸国の経済は、どこも押し並べてモノづくり離れを果たし、サービス化、高度情報化して来ている。また、その変化を受け、それを一層助長するために、デザイン、音楽関係、タレント養成、美容関係などなどを筆頭に、無限に多種多様な各種専門学校が群生し始めたのも８０年代頃からでしょうか。（このパラグラフに書いた動向への評価はさしあたり置きます）こういった状況下では、夢のある「本業」での就労成就を希求し続けるがために、当人にとっては妥協的な生き方受忍の別名でしかない「正規雇用」や「正社員」への就労を忌避するアルバイター、フリーターが増えたのも当然だと思います。「希望職種・俳優、現在道路工事ガードマンでバイトの日々」とかいった類いのことです。「夢の本業追求＝当座は副業指向」には、「好きなことやって生きたい」「楽してカネ稼ぎたい」的な刹那的気分ももちろんあるでしょうが。また、不況下の最近ではさすがに「生きていくのも大変」な状況が深化してきているので、一定の揺り戻り現象も見られるようですが。「まことさんの固執」は、こういう事態が現存していることについての認識を否定出来ないからではないでしょうか？顕在的、潜在的に「日雇い」や「派遣」を自発的に求めている層に、既に一定の大きさ・厚みがあると感じているからです。そういう層の拡大に、一種の社会科学的法則性・正当性すらあるのではないか？という疑問。この層の社会科学的な評価を含めた動向予測の未完の自覚があるからでしょう。あらためてもう少し直近の若年層の労働観、職業観や実態を調査・採集したら、また続きを書きたいと思います。

http://津

労働法教育

投稿者：イレギュラーず投稿日：2010年 3月30日(火)20時43分31秒

返信・引用

まことさんへありがとうございます。＞大抵の人は「日雇い派遣という働き方が無くなると困るよね」というものそして、いろいろ不満や疑問を持っている気がする、というのなら、その方々は少なくとも「労働法」というものをどのようにとらえていると考えていますか？この間、こちらのローカル紙でも労働法教育に関する記事が頻繁に取り上げられています。たとえば、３／２６には「高校生に労働法の教育を」として、千葉市の高校教師による総合学習を利用した労働法教育授業が取り上げられていました。実際に生徒のアルバイト体験を使用した生徒参加型の授業だそうです。先生は「今は社会に出てから労働運動に接する機会も少ない。きちんと学べるのは高校生のうちだけ」と云っているそうです。

イレギュラーずさん

投稿者：まこと投稿日：2010年 3月29日(月)23時21分55秒

返信・引用編集済

イレギュラーずさんへ＞「日雇い派遣労働者」の声はどのようなものでしょうか？出会った範囲で。日雇い派遣といっても色々な人達がいますが、雑談時にさりげなく聞いてみた限りでは、大抵の人は「日雇い派遣という働き方が無くなると困るよね」というものですね。ただ、日雇い派遣という働き方を受け容れているからと言って、派遣労働者が今の派遣制度に対して何の疑問を持っていないかと言えば、そうでは無いと思います。実際、日雇い派遣だと労災がいい加減に扱われるとか、マージンを抜きまくっているんじゃないかとか、派遣会社の対応が納得いかないとか、不満や疑問を持っている人は意外にいるような気がします。

資本制生産は熟練労働に敵対的である！

投稿者：バッジ＠ネオ・トロツキスト投稿日：2010年 3月29日(月)17時04分9秒

返信・引用編集済

資本制生産では、この敵対性は宿命的であり二重に激化して行く。 ①　より大きな相対的剰余価値の追求を目的とした機械化→自動機械体系化→FA化・IT化の進展という流れにおいて。（製造業からの熟練労働の放逐） ②　①とも関連した事態としての産業構造のサービス化・情報化（第三次産業の比重増大）という流れにおいて。（熟練労働がもともとあまり必要ではない非製造業種の比重拡大）熟練労働の擁護や育成は、もともと原理的に資本制には委ねられない課題だろう。（マルクスは、人間労働を奇形化する（資本主義的、前資本主義的な）分業への隷属を嫌悪し、その廃絶の可能性、法則性をも資本制の彼方に展望したが、そのことは熟練労働の廃絶を意味するものではない。熟練労働が現在でも依然として不可欠であることは、物質的生産の領域外などでは判り易いだろう。画家や音楽家などが行う精神的生産（非物質的労働）は熟練労働無しには絶対にありえない。今問題になっているのは、資本が物質的生産部門で熟練労働を解体・放逐したことによって、上部構造としての文化全体もが衰退し始めてしまった、という危機感が少なからずあることだ。）

http://津

なぜ、切実な声になっていないのだろうか？

投稿者：イレギュラーず投稿日：2010年 3月29日(月)16時32分34秒

返信・引用

＞ただ、私がこれまで出会ってきた日雇い派遣労働者の中には日雇いを生業としてきた人もいますが、いわゆる運動に携わっていない人の中で、「日雇い派遣廃止」を切実な声として訴える向きはこれまで殆ど耳にしたことが無いのですね。運動に携わっていない「日雇い派遣労働者」の声はどのようなものでしょうか？出会った範囲で。政府の話では、４０万人。だから「日雇い派遣禁止」の猶予を５年にするという話ですが。派遣労働の「保護」ではなく、「労働」全体の搾取に対する規制が問われていると考えますが…その過程で起きることは現実的に対処していかなければならないのは、当然です。

なんかねえ

投稿者：まこと＠携帯投稿日：2010年 3月29日(月)11時10分30秒

返信・引用

いま仕事だから長くは論じられませんが、派遣を巡る一連の伊達さんの意見は概ね「かくあるべし」論なんですね。理念・目標としての「かくあるべし」は大事だけど、それだけでは人間は飯を食えませんね。現在の産業社会において熟練労働が求められる場が減りつつあるとの私の指摘も、別に私の特殊な「考え方」では無く、むしろありふれた分析でしょう？それがいいか悪いかは別として。

＞派遣問題を考える上では、

投稿者：伊達純投稿日：2010年 3月29日(月)10時09分48秒

返信・引用編集済

> 労働を巡る環境変化も考えなければならないと私は思うのですね。 > しかし、昨今の労働現場では、同じ企業で長く働く熟練労働者を > 以前ほど必要としていません。現在の派遣制度はこうした時代状況 > の中で捉えられるべきだと思いますね。　この考え方も問題だと思いますね。　熟練労働を必要としなくなった背景には、例えば自動車の修理では、傷や凹みを塗装や板金で修理するのはなく、ユニットごと交換ということを行なうようになった等のこともあると思います。その場合、確かに塗装や板金などの技術・技能の必要性は低下する。そして熟練労働者を必要としなくなる。　しかし地球が有限であり、資源の有効活用、再利用（リサイクル、リユース）が叫ばれている今こそ、これまでスクラップ化されてきた塗装や板金などの技術・技能、熟練労働の再生が必要ではないのか、ということを指摘しておきたいと思います。　余談ですが、私が在学していた大学は、今回、事業仕分けに引っかかった職業能力開発総合大学校（当時「職業訓練大学校」）ですが、誕生したきっかけは、石炭から石油へエネルギーを転換したために失業した炭鉱労働者が巷にあふれ、職業訓練が必要だったからなのですね。　地球が有限であり、資源の有効活用、再利用（リサイクル）が言われている今こそ、技術・技能、熟練労働の再生が必要であり、また失業者が巷にあふれている今こそ職業訓練が必要であるのに、職業能力開発総合大学校を事業仕分けにかけるなど、鳩山連立政権はどうかしていると言わざるをえません。 > noizさんやいずみさんが関わっているユニオンはそもそもユニオンショップ > では無いし、ゼンセン系のような所謂「労使協調」でも無いでしょう。私が > かつて(と言っても結構前ですが)所属していた労組と同一視するはずもないし、 > それこそためにする意見ですよ。　そういう反論もあるだろうということを予想しておりましたが、それも含めて『「ためにする」ものであるように見える反論を敢えて』と書きました。　ただ、だとするならば、なぜ御自身が勤めていた会社のゼンセン同盟傘下のユニオンショップ労組の例を持ち出して、組合費が給料から天引きされていたことや運営が民主的ではなかったことを書いたのでしょうか？　そこには労働組合自体が無料で労働者供給事業を行なうことや、労働組合が経営する労働者協同組合、非営利法人（ＮＰＯ）が労働者供給事業を行なう⇒×、株式会社などの営利企業が労働者派遣業を行なう⇒○という結論を導き出すための伏線（フラグ）という意味は無かったでしょうか？　なるほど、株式会社などの営利企業とは違ったオルタナティブなものを追及すると自称している人たち、団体が、株式会社などの営利企業を超えていないという事例は、ふんだんにあります。　労働組合においては、まことさんが勤めていた会社のゼンセン同盟傘下のユニオンショップ労組に見られるように、組合費は給料から天引きされ、運営も民主的ではない場合、営利企業である労働者派遣会社と近似、ニアリィ・イコールに見えます。　生活協同組合においても、労働者が不当労働行為に遭い、また総会（総代会）も民主的に運営されていない例を聞きます。全国一般神奈川・生活クラブ生協労働組合 http://homepage3.nifty.com/rouso/ 　noizさんが「労働組合だからえらいんだ、なんてことはありえない」「組合だろうとなんだろうとすべての組織体は官僚制の問題にぶちあたる」と書いておられましたが、私もそう思います。　しかし、以上のことを踏まえた上で、株式会社などの営利企業よりも労働組合、労働者協同組合（ワーカーズ・コレクティブ）、生活協同組合、非営利法人（ＮＰＯ）という選択肢を、資本も生産手段も有さない私たちは優先すべきであると考えます。　労働組合についてはdkさんが書いていますが、組合費を支払い、加入すれば、総会における発言権・議決権、役員に立候補する権利などがあります。労働者協同組合（ワーカーズ・コレクティブ）、生活協同組合についても、出資金を一口支払って加入すれば、総会における発言権・議決権などがあります。そして株式会社などの営利企業が、出資額に応じて議決権も増大するのに対し、労働組合、労働者生産協同組合、生活協同組合は議決権が平等であるというところが大きな、そして根本的な違いだと思います。非営利法人（ＮＰＯ）については私は詳しくありませんが、基本的な理念は同じでしょう。　更に営利企業の行なう労働者派遣業は、派遣先の会社と派遣労働者との間に派遣会社が入って、まさに労働基準法で禁止された中間搾取（ピンハネ）をしているという問題もある訳です。　以上のことから、資本も生産手段も有さない私たちが志向すべきものは、株式会社などの営利企業ではなく、意思決定プロセスが制度上民主的である労働組合、労働者協同組合（ワーカーズ・コレクティブ）、生活協同組合、非営利法人（ＮＰＯ）であると考えます。また、労働組合が労働者供給事業を行なう場合に採用するのは、株式会社などの営利企業方式ではなく、労働組合そのものが無料で行なうか、労働者協同組合（ワーカーズ・コレクティブ）、非営利法人（ＮＰＯ）方式であるべきであるということになるのではないでしょうか？

視点を変えて？

投稿者：イレギュラーず投稿日：2010年 3月29日(月)09時32分39秒

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> No.7029[元記事へ] まことさんへのお返事です。「時代の変遷」で、まことさんはいいました。 > 派遣問題を考える上では、労働を巡る環境変化も考えなければならないと私は思うのですね。 > しかし、昨今の労働現場では、同じ企業で長く働く熟練労働者を以前ほど必要としていません。 > 現在の派遣制度はこうした時代状況の中で捉えられるべきだと思いますね。ちょっと視点を変えて、同じ企業で長く働くかどうかはともかくも、やはり社会的には（企業的にはではなく）熟練労働とその継承および蓄積は必要だと思います。どのように継承＆蓄積するかという問題に関わって、派遣労働、まして日雇い派遣労働問題はあると考えます。熟練労働が単純労働に置き換わり、労働者派遣の規制緩和から、ついには「働けど働けどわが暮らし楽にならざりき」という労働者の状況を生んできたといえるかと思います。いわゆる「自己責任論」とも関わって。

運営コストの描き方

投稿者：noiz 投稿日：2010年 3月28日(日)12時25分11秒

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う～ん、供給事業のコストの「埋め方」の構図がいくら類似してるったって、その描出のしかたが問われるのではないですか、ということなんですけど。組合費（や共済費）が労働組合による労働者供給事業の運営原資となるのは当然のことでしょう。その意味ではたしかにギルド的。一般の派遣業者の「登録」による囲い込みといくらもかわらない。でもだからそれがどうしたの？としか思えない。共済や供給事業への打算で組合員になることもあるでしょう。人とはそういう面ももつものです（それだけだとはいいたくないが）。しかし労働者供給事業がまがりなりにも成立してきたのは、運営コストうんぬん以前に、事業をハゲタカファンドの投機対象、利益供与の対象としてセルアウトしないという基本的なスタンスがあるからじゃないでしょうか。純粋な、という言い方がありえるかどうかやや疑問ですが、「純粋な」資本制的な営利事業と組織された労働者の事業の分水嶺はここにあると思っています。なんつって、労働者の労働者による事業についてトーシロのワタクシ（しかも目下組合活動もサボりまくり）、ほんとうは当該事業体が抱えているだろう困難や限界性については知らないままくっちゃべってるだけなのですが。まことさんがゼンセン傘下組合のユニオンショップの経験を語られていますが、組織や事業の運営のあり方は、たとえ労働組合であれ（もちろん合同労組も！）問われることでしょうしね。労働組合だからえらいんだ、なんてことはありえない。組合だろうとなんだろうとすべての組織体は官僚制の問題にぶちあたる。 ※連投すると規約にひっかかるので、別話題をつけたし。職業紹介所などを根城にした革命的サンディカリスムについては、トロツキーはソ連を追われてからも批難しまくりでした（なんたって労働者反対派を威圧するために産業の軍隊化を主張した御仁ですからね）。したがって、フランスでの経験をどのように捉えるかという意味で、トロツキストの皆さんにとっては複雑なものがあろうかと思います。

伊達さん

投稿者：まこと＠携帯投稿日：2010年 3月28日(日)11時55分10秒

返信・引用

出先からなので手短にしますが、noizさんやいずみさんが関わっているユニオンはそもそもユニオンショップでは無いし、ゼンセン系のような所謂「労使協調」でも無いでしょう。私がかつて(と言っても結構前ですが)所属していた労組と同一視するはずもないし、それこそためにする意見ですよ。前半の論点については、後ほど。

まことさんの論への違和感

投稿者：伊達純投稿日：2010年 3月28日(日)11時25分2秒

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「ためにする」ものであるように見える反論を敢えて。 > (1)派遣会社の中間マージン率規制・労働者へのマージン率の開示義務 > (※これは今度の派遣法改定案にも盛り込まれるようですが) > (2)派遣先・派遣元が同等の労働者安全衛生責任を負う > (3)「同一労働・同一賃金」原則を発展させ、派遣社員にはむしろ > 正社員以上の賃金を支払うよう義務付ける > (4)日雇い派遣労働者の社会保険の見直し。日雇い派遣を生業としている > 労働者全てが社会保険の適用対象となるようにする > (5)派遣労働に依存している企業(とりわけ大企業)からは法人税を割り増しし、 > 派遣労働者のセーフティ・ネットの原資に充てる　上記の制度改定を行なった場合、労働者派遣業の「旨み」が無くなるため、経営者が労働者派遣業から撤退してしまうことも考えられますね。そうなると労働者派遣業で仕事をしている労働者にとってマイナスであり、非現実的ではないかということも言えてしまうのでは？？？　ちなみに上記の制度改定には私は大賛成です。（※この個所は追記） --------------------------------- 　まことさんが上記の制度改定⇒○、労働者派遣業の原則禁止⇒×としている根拠は、労働者派遣で実際に仕事を得ている人たちの具体的な声、意見ということでしょうか？ --------------------------------- （追記個所ここまで） > 私の嘗ての勤め先にはゼンセン同盟傘下の企業内労組がありましたが、 > ユニオンショップ制だったので、組合費など勝手に給料から差っ引かれる > という感じでしたね。別に組織運営も民主的という訳でも無かったですし。　御自身の経験がそうだからと言って、「労働組合はこんなもの」と決めてかからないほうがいいと思います。それを言い始めたら、私は労働組合のある職場に勤めたことは全くありません。一度、派遣会社から解雇された際、個人加入の出来るユニオンが解雇予告手当てを支払わせるために尽力してくれたこともあり、労働組合は、労働者の権利を守るためのものであるという良いイメージしかありません。また、よねざわいずみさんやnoizさんは、現実の労働組合活動で苦闘しておられることと思いますし。　少なくとも制度上は、株式会社などの営利企業よりも労働組合や労働者生産協同組合、生活協同組合、ＮＰＯの方が民主的であり、資本も生産手段も有さない私たちにとっては豊かな可能性を持っていると言えると思います。御自身の経験がそうだからと言って労働組合や労働者生産協同組合、生活協同組合、ＮＰＯの持つ豊かな可能性を否定することは、ワイマール体制から、あるいは比例代表制からヒトラーのナチスが生まれた、だからワイマール体制や比例代表制⇒ダメというのと相似ではないか、と。ちょうど『銀河英雄伝説』でラインハルトがヤン・ウェンリーに向かって銀河連邦の民主共和制はルドルフ・フォン・ゴールデンバウムという独裁者を生んだではないかと語りかけたように。 ■連続投稿を回避するために追記 > 労働者が事業の運営コストを負担しているという面では実態が類似している > ということを濱口氏は言いたいのでしょう。　労働者が運営コストを負担しているという点で類似しているというのは理解できますが、労働者が得た賃金から主体的に労働組合へ組合費を支払うことと派遣先の会社と派遣労働者との間に派遣会社が入って明らかに中間搾取（ピンハネ）をしていることとの間には本質的な違いがあるのではないかということを「＞とは言っても、」〔投稿者：伊達純投稿日：2010年 3月27日(土)01時29分47秒〕で既に私は書いています。　また、労働組合において組合費が労働者の給料から自動的に天引きされているような場合（ちょうど、まことさんがかつて勤めておられた会社のゼンセン同盟傘下のユニオンショップ制労組がそうだったように）は、派遣先の会社と派遣労働者との間に派遣会社が入って中間搾取（ピンハネ）をしているのと近似、ニアリィ・イコールであるとは思う、ということも書いています。　更に、「↓無題はまずい。＞dkさん」〔投稿者：伊達純投稿日：2010年 3月27日(土)11時35分23秒〕では、沖電気を解雇された田中哲朗さんが労働組合の役員に立候補した際、どのような労使一体となった対応に遭ったかということを例にとり、役員への立候補権をはじめ総会へ参加する権利が組合員にあるなど労働組合の方が株式会社などの営利企業よりは制度的に民主的であるとしても、形骸化されていたりすることが多々あるのではないかということ、労働者生産協同組合ではないけれども生活協同組合の総会（総代会）が、実際には民主的に運営されていないことがあると聞いているということも書いています。　その上で、株式会社などの営利企業よりは労働組合、労働者生産協同組合（ワーカーズ・コレクティブ）、生活協同組合、非営利法人（ＮＰＯ）の方が制度的に民主的であり、資本や生産手段を持たない私たちにとって豊かな可能性があると言えるということだと思います。 > 事業の運営コストを軽視した議論には疑問を感じるのですね。いくら善意の > 組織であっても、継続的かつ安定的に組織運営が出来なければ、　これについても労働組合が労働者供給事業を継続して行なうことと営利企業が労働者派遣業で利潤を得ることとの間には本質的な違いがあるのではないかということを「＞とは言っても、」〔投稿者：伊達純投稿日：2010年 3月27日(土)01時29分47秒〕という投稿で書いています。つまり、逆に言えば、労働組合が労働者供給事業を継続的かつ安定的に行なうことの現実性について触れてもいる訳です。 ↓広島電鉄の電停に看板があったのを思い出したので紹介します。協同組合とありますが、運営が民主的であるか等の内実は私の知るところではありません。紹介まで。西日本コンピュータ技術者協同組合 http://www.q-jin.ne.jp/search/detail.php_id=19701 ※お先に失礼。＞よねざわさん

いろいろキモチワルイなぁ

投稿者：よねざわいずみ投稿日：2010年 3月27日(土)22時20分32秒

返信・引用

すみませんがある程度整理してから反論することにします。火曜日を予定。

ちなみに、

投稿者：まこと投稿日：2010年 3月27日(土)22時09分0秒

返信・引用編集済

私は派遣会社を代替するシステムとして、厚生労働省が国の事業として日雇いの仕事を紹介するというのもアリだと思いますね。というより、このシステムは福田政権下の厚生労働省が「検討」していたはずなんですが、その後どうなったのでしょうか。 ●日雇い紹介システムの検討を開始－厚労省【MSN産経　2008/08/03】厚生労働省は２日、インターネットを通じて労働者に短期の仕事を紹介する「日雇い紹介システム」を構築する方針を明らかにした。同省は不法就労が相次いだ日雇い派遣を原則禁止する方向で労働者派遣法の改正を検討している。日雇い派遣が禁止になると、これまで派遣会社に登録して、派遣会社の指示で就労していた労働者は、仕事を見つけにくくなる。日雇い派遣に頼ってきた中小企業も労働者の確保が難しくなる。このため、同省は派遣会社に代わって、その間をつなぐしくみが必要と考え、ネットを通じて日雇いアルバイトを紹介するシステムを法律改正前につくることにした。同省は９月中に法案をまとめて秋の臨時国会に提出する意向だ。現在、日雇い派遣で就労している人には、空いた時間を活用して賃金を得たいというニーズがある。労働者派遣法改正で派遣業種が原則自由化された平成１１年以前は、日雇いアルバイトの募集は求人誌やチラシなどを通じて行われていた。だが、これだと、企業にとっても募集コストがかかるうえ、業務の繁閑差に素早く対応するのが難しい。そこで、同省は日雇い紹介を円滑に行うことによって、日雇い派遣禁止の影響を緩和しようと考えた。厚労省が検討しているシステムは、パソコンや携帯電話のメールアドレスを登録した人に日雇いアルバイトの仕事内容、処遇、連絡先などの求人情報を毎日メール送信する仕組みだ。同省はすでに、平成１３年８月から人材紹介会社、求人情報提供会社、商工会議所、人材派遣会社、自治体、ハローワークなどと連携してネットを通じて希望の仕事を探せる無料のポータルサイト「しごと情報ネット」を立ち上げている。　日雇い紹介システムは、この「しごと情報ネット」を改良して運用する方向で、派遣の指示ではなく、求人情報だけの提供になる。これによって、企業が直接雇用するため雇用責任が明確になる。 http://fukuokaunion.blog7.fc2.com/blog-entry-95.html

日雇い派遣全否定論では無く・・・

投稿者：まこと投稿日：2010年 3月27日(土)21時46分20秒

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私の嘗ての勤め先にはゼンセン同盟傘下の企業内労組がありましたが、ユニオンショップ制だったので、組合費など勝手に給料から差っ引かれるという感じでしたね。別に組織運営も民主的という訳でも無かったですし。派遣のマージンと労供事業を行う労組の組合費が同じような面があるとの濱口氏の指摘には反応(反発？)が多かったようですが、労働者が事業の運営コストを負担しているという面では実態が類似しているということを濱口氏は言いたいのでしょう。私など、曲がりなりにも商売人の端くれですから、事業の運営コストを軽視した議論には疑問を感じるのですね。いくら善意の組織であっても、継続的かつ安定的に組織運営が出来なければ、結果的に労働者は不安定な状況に置かれるのですから。労働組合による労働者供給事業というのは、(日雇い)派遣の代替として一つの方向性を示しているとは思います。ただ、今すぐ派遣会社の機能を労働者供給事業だけで担うというのは難しいでしょうから、当面は (1)派遣会社の中間マージン率規制・労働者へのマージン率の開示義務(※これは今度の派遣法改定案にも盛り込まれるようですが) (2)派遣先・派遣元が同等の労働者安全衛生責任を負う (3)「同一労働・同一賃金」原則を発展させ、派遣社員にはむしろ正社員以上の賃金を支払うよう義務付ける (4)日雇い派遣労働者の社会保険の見直し。日雇い派遣を生業としている労働者全てが社会保険の適用対象となるようにする (5)派遣労働に依存している企業(とりわけ大企業)からは法人税を割り増しし、派遣労働者のセーフティ・ネットの原資に充てるなどの制度改定を行いつつ、「ポスト派遣制度」を見越した社会改革を希求するのが現実的なのではないかと思います。現在の経済システムの下では、日雇いにみられる単発の労働を廃絶することは不可能に近いと思います。ならばこそ、現在日雇い派遣が担っている機能を全否定するのでは無く、日雇いの労働者の生活保障を社会全体のシステムとして構築すべきだと考えます。

>「労組」の概念自体も拡張せざる得なくなる

投稿者：イレギュラーず投稿日：2010年 3月27日(土)17時47分2秒

返信・引用

ところで、朝鮮学校にも「労働組合」はあるという話を聞きました。でも、われわれが見聞きしているものとは大いに違うようですが。労働条件とかの労資交渉が主眼ではないそうです。ロシア革命後の労働組合の役割、「任務」…みたいな感じかなと勝手に想像しているのですが。

Re: 「労組」の概念

投稿者：バッジ＠ネオ・トロツキスト投稿日：2010年 3月27日(土)14時00分22秒

返信・引用編集済

> No.7045[元記事へ] noizさんへのお返事です。 > 職業斡旋の運動は、労働者の運動でありえます。おフランスでは、公的資金援助をうけつつも労働者が自律的に運営した労働取引所の連合体と、黎明期の労働組合の連合体が合流することで、かの労働総同盟（CGT）が誕生しています。労働取引所連盟（フェデラシオン・デ・ブールス・デュ・トラバーユ）は革命的サンディカリストの根拠地でした。イタリアやドイツなんかでも労供はやられているよね。イタリアなんかでは労供が公共事業を受注する生産者協同組合化さえしている。マルクスが書いていたよね。過渡形態としての２種類として。消極的なものとしての（所有と機能が分離した）株式会社と、積極的なものとしての生産者協同組合。ここまで行くと、やはり当初の「労組」概念は、一部の変容と共に完全に拡張されざるを得ない。資本との反照的対立や矛盾の局面から揚棄の局面が開けてくる。 > 肝は、いったいだれが「事業」を主体的に担うのかということになろうかと思います。へへへ、新たな官僚層の発生でも心配しているのかな？ｗｗｗ

http://津

「労組」の概念

投稿者：noiz 投稿日：2010年 3月27日(土)12時59分22秒

返信・引用編集済

バッジさん、職業斡旋の運動は、労働者の運動でありえます。おフランスでは、公的資金援助をうけつつも労働者が自律的に運営した労働取引所の連合体と、黎明期の労働組合の連合体が合流することで、かの労働総同盟（CGT）が誕生しています。労働取引所連盟（フェデラシオン・デ・ブールス・デュ・トラバーユ）は革命的サンディカリストの根拠地でした。肝は、いったいだれが「事業」を主体的に担うのかということになろうかと思います。

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