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消滅木瀬部屋力士 北の湖部屋が受け入れ

 大相撲名古屋場所で木瀬親方(元幕内・肥後ノ海)らが転売禁止の維持員席を暴力団関係者に手配した問題で、閉鎖となる木瀬部屋の力士らの受け入れ先に北の湖部屋が正式決定した。

 北の湖親方(元横綱)が29日に木瀬親方からの希望を了承し、武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)へ報告。木瀬部屋には27人がおり、北の湖部屋は角界1位の46人(夏場所番付)の大所帯となる。力士数が40人を超えるのは98年秋場所の二子山部屋以来。

 北の湖親方は「力士の環境を整えることを優先しなければいけない」と説明。木瀬親方は「北の湖部屋は同じ出羽海一門で出稽古をしている仲でもあるので、お願いした。看板は下ろします。力士の両親やファンの方には申し訳ない」と話した。週明けにも相撲協会に転属届を提出し、持ち回り理事会で承認される。

 ≪十両・臥牙丸複雑「僕は木瀬親方の弟子」≫木瀬部屋の力士たちは両国国技館で行われた大鳴戸親方の引退相撲に参加し、複雑な表情を浮かべた。グルジア出身の十両・臥牙丸は「僕は木瀬親方の弟子。部屋が替わっても最後まで面倒を見てくれる」と話し、2年前に木瀬部屋初の幕内力士となった十両・清瀬海は「またいつか戻れることを信じている。ちょっと長い合宿生活と思って勉強したい」と神妙な口調だった。

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