<口蹄疫>殺処分対象11万頭を突破 新たに15農家で確認
5月18日11時36分配信 毎日新聞
農林水産省と宮崎県は18日、家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)に感染した疑いが強い牛と豚を、新たに新富町と川南町の15農家で確認したと発表した。飼養する計2万8090頭を殺処分する。【石田宗久】
感染確認は112〜126例目で、殺処分対象の家畜頭数は11万4177頭となり、10万頭を突破。口蹄疫発生前の県内の飼養総数約123万頭の約1割に達した。
新富町での感染疑い確認は初で、動物衛生研究所の遺伝子検査で乳牛5頭の感染疑いを確認した。1例目から約17キロ南にある。これまで最も南に位置していた県家畜改良事業団(高鍋町)からさらに南東に約8キロ飛び火した形だ。
1例目が確認された都農町から川南、高鍋、そして初めて新富町へと拡大し、日向灘沿いを縦走する国道10号にほぼ沿って南下するように感染地域は拡大している。飼養頭数8000頭級の農家が2農家含まれている。
県は新富町の農家を基点にして新たに移動・搬出制限区域(半径10キロ・同20キロ)を設定する。また、国道10号に消毒マットを敷き、新たに一般車を含む全通行車両の消毒を17日から実施している。
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感染確認は112〜126例目で、殺処分対象の家畜頭数は11万4177頭となり、10万頭を突破。口蹄疫発生前の県内の飼養総数約123万頭の約1割に達した。
新富町での感染疑い確認は初で、動物衛生研究所の遺伝子検査で乳牛5頭の感染疑いを確認した。1例目から約17キロ南にある。これまで最も南に位置していた県家畜改良事業団(高鍋町)からさらに南東に約8キロ飛び火した形だ。
1例目が確認された都農町から川南、高鍋、そして初めて新富町へと拡大し、日向灘沿いを縦走する国道10号にほぼ沿って南下するように感染地域は拡大している。飼養頭数8000頭級の農家が2農家含まれている。
県は新富町の農家を基点にして新たに移動・搬出制限区域(半径10キロ・同20キロ)を設定する。また、国道10号に消毒マットを敷き、新たに一般車を含む全通行車両の消毒を17日から実施している。
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最終更新:5月18日11時38分
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