別に質感とか多少CGぽくったってイイのです。要は、実写のドラマ部分とスムーズにつながっているか
(雰囲気というかムード)、作品の統一した世界観を形成する手助けになっているか、カットの意図を
踏まえた”観てて気持ちのいい画”になっているかが重要だと思うのです。
スパイダーマン2なんかはいい例だと思います。
(多少CGぽいけどドラマに見事に融合しているので観ていて気にならない)
失敗した原因として、おそらく監督さん、またはVFX責任者の方の頭の中に確固としたビジュアルが
なかったためではないかと思います。(準備期間云々は関係なく、ようは情熱、好奇心、実行力の欠如)
トップの人間が”こういう画が欲しい → じゃあどう撮ろう?”という本来あるべき思考の段取りに
なっておらず、条件や制約の事ばかりに捕らわれて手段が目的と化し、その為現場のオペレーターが
散々振り回された挙句の結果がこのザマなのだと想像しました。
最近よく思うのは、”時間がない、お金がない”は、規模は違えどハリウッドだって同じであって、
本質の課題は”限られた条件の中で欲しい画にどれだけ近づけるか”のはずです。
それを解っているのかいないのか、メイキングなどで、”〜にこだわりました”とか”こんなすごい
技術使ってます”みたいにろくにカットの意図を汲み取らず、技術オタク的に観客にはわからないような
細部に全力を注いだようなコメントをみかけると腹が立ちます。
それでもまだ良いものに仕上がっていれば問題ないのですが、そういう場合は大抵、”コレおかしいだろ”
って誰がみても思うようなムゴイ画になっている事が多いです.....
「木を見て森を見ず」というか、なんだか
最後に、映像業界の大先輩である監督&VFX責任者の方に申し上げたいです、私は常々”才能、センス”
という言葉は使わない主義なのでこう....ひと言
( ゚Д゚)もっと勉強しろ、ゴルァ!!年齢は関係ないんじゃ!ハリウッドをみてみろ!死ぬまで勉強だ!!
若造に言われてくやしかったら、もっと人間や自然、いろんなものを観察しろ!!!
プロなんだぞ!結果だせ!!観客を楽しませてみろ!!!日本のVFXレベルを下げるな!!!
それができないんなら引退しろ!!!