† † † 愚者も一得 † † †

……

この前に自殺騒ぎの後、友達から沢山のメールが届いた。

皆、本当にありがとう。私は友達に恵まれている。嬉しかった。ありがとう。

だが、今も「死」から離れる事が出来ない。毎日「死に場所」を探している。

息を吸う事すら辛い。何も食べれない。気が付くと「死」を考えてしまう。

義母に言われた事が頭から離れない。義母は、私に言う事と、

１号に言う事が、全く違う。今回の件も１号が怒って義母に電話したらしいが。

「そんな事は言ってないわよ。」と嘘をついた。１号は私の言葉を信じたが。

「何でそんなに体が弱いのかしら？１号はそうじゃなかったのに・・・」

「鬱なんて、誰でもなるのよ。もっと、強くならなきゃ。」

「病は気からなのよ、鬱もそう。高熱を出すのもそう。」

「人が怖いからって、外に出ないのは良くないわよ。」等々。

全て分かっている。反論も出来ない。でも、どうすればいいのか分からない。

虚弱体質は子供の頃から、苦しんでいた。どんなに健康管理をしても駄目だった。

養命酒も飲んだ。丈夫になる為の事は全てしてきた。でも駄目だった。

私はどうすればいいのだろう。今の私に出来る事は、

必死でやってるつもりなのだが。まだまだ足りない。分かってる。

本当は、来年のＮ蔵の高校受験の為にも、働きたい。

だが、ドクターストップがかかってしまっている。母にも、

「今、無理して働いて又、前のように何も出来なくなったら困るのだから、

今は、とにかく育児と家事に専念して、休める時にちゃんと休みなさい。」と。

しかし、義母には「怠け病」にしか見えないようだ。

自殺

先週、自殺未遂をしてしまった。理由は、義母の些細な言葉。

何故そこまで落ち込んでしまったのか、何故軽く受け流せなかったのか。

今となっては分からない。ただその時に、「私がいると迷惑が掛かる。」

そう思ってしまった。父母の諍い・N蔵のＤＮＡ父からの養育費も払って

貰えず、（昨日やっと振り込んできたが）何だか全ての事に疲れてしまっていた。

でも、それは私の言い訳に過ぎない。私はただ「死」に逃げたのだ。

子供や旦那が出て行った後、ストックしていた薬等１０００錠近くを飲んだ。

その前後の記憶は全く無い。私は何を考えていたのだろう・・・

気が付いたら、３日後の病院のＩＣＵのベッドの上だった。

のちに聞いた話によると、胃洗浄はしたが、殆どの薬はもう吸収されてしまって

いたらしく、意識が戻らなければ、植物状態になってしまっていたそうだ。

植物状態なんかになってしまったら、本末転倒。余計迷惑が掛かる。

そんな根本的な事にやっと気付いた。言い訳でしか無いが、

「死にたい」という感情に囚われると、冷静に物を考える事すら出来なくなる。