これまでの放送
2010年 5月29日 土曜 午後10時00分~10時43分
宮崎県で牛や豚など家畜の伝染病「口てい疫」が発生してから40日近く。感染源から10キロ圏内では全頭殺処分、10~20キロ圏内でもすべてを早期出荷してしまい牛や豚をゼロにするといった前代未聞の取り組みが続いているが、感染拡大はおさまっていない。
現地では、埋める土地や重機が不足するなど様々な困難が噴出している。さらには100年近くかけて作り上げた「宮崎ブランド」の代表・宮崎牛の種牛も処分の対象となり、地元では先行きへの不安が強まっている。
これ以上の感染拡大を防ぐために何が必要なのか?産地は復活できるのか?最前線からの報告。
(動物衛生研究所提供)