元横綱朝青龍関(29)が昨年8月に東京・両国国技館で開催した子ども相撲大会「朝青龍杯」で生じた約300万円の未払い金を、28日に完済したことが分かった。
出入り業者への不払い金は27日までに、高砂部屋への不払い金は28日に支払われた。日本相撲協会は、出入り業者からの支払い済み報告書を29日に高砂部屋に届けるという。これにより、不払い金を支払わなければ引退相撲に協力しないと語っていた高砂親方(元大関朝潮)も今後は協力していくことになる。
早ければ週明けにも元朝青龍関の個人マネジャーが10月3日に国技館で予定している引退相撲の正式契約を結ぶ。6月中に引退相撲事務局も開設される予定。元朝青龍関はモンゴルに滞在している。
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