ペタなんて怖くない!? 中日が誇るリリーフ陣が対戦が予想されるソフトバンク・ペタジーニ封じに意欲を燃やした。
「確かボクの初登板のときに投げたと思うんです。内野フライだったかな(三邪飛)。そりゃ、悪いイメージはないです」。ペタが巨人時代の04年4月13日(東京ドーム)に打ち取った記憶が残るという左腕・高橋がニヤリと笑った。過去の対戦はこの1度だけだが「ボクの場合は相手が誰かよりも自分の投球ができるか」と気合を入れた。
もう1人の左腕、守護神・岩瀬は過去3本の本塁打を献上。実は岩瀬にとって対個人ではワースト記録ではあるが「いい打者だけど、向こうは変わっているだろうしね。ヤクルトから巨人に移ったとき、落ちたという感じもあった」と説明。通算成績は43打数10安打といっても過去の話。恐怖心はどこにもない。
「ミーティングで聞いてから」と近藤投手コーチが言うように、2軍戦の情報をもとにペタ対策を練るようだが、中日の強力投手陣は簡単に返り咲きを許さない。 (兼田康次)
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