東京湾で海上保安庁観閲式 特異事案に対処する特殊警備隊「SST」の訓練など公開
海上保安庁の観閲式と総合訓練が29日、東京湾で行われ、不審船やテロなど特異な事案に対処する特殊警備隊、通称「SST」の訓練などが公開された。
観閲式と総合訓練には、海上保安庁の巡視船など61隻と航空機18機のほか、中国からの巡視船なども参加し、前原国土交相らが見守る中、パレードが行われた。
訓練は、武装した密漁船を発見したとの想定で行われ、不審船やテロ事案などに対処する専門部隊、通称「SST」が、発煙筒を投げ込んだあとにヘリコプターから隊員が船に乗り移り、捕捉・制圧するまでの様子が披露された。
29日は、一般客およそ4,300人が見学に訪れ、迫力ある訓練に歓声が上がっていた。
(05/29 18:20)