無人の漁船見つかる 2人不明
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無人の漁船見つかる 2人不明

5月29日 6時46分

28日夕方、石川県小松市の沖合いで、60代の兄弟2人が乗っていた漁船が無人で浮いているのが見つかり、海上保安部は2人が海に投げ出された可能性があるとみて捜索しています。

28日午後5時50分ごろ、石川県漁協加賀支所から「所属する漁船第三菊丸(6.6トン)が予定の時間になっても港に戻らない」と金沢海上保安部に通報がありました。海上保安部や仲間の船が付近の海を捜したところ、通報からおよそ30分後に、小松市の4キロほど沖合で「第三菊丸」が無人で浮いているのが見つかりました。海上保安部によりますと、「第三菊丸」にはいずれも加賀市に住む西川外茂夫さん(67)と弟の茂男さん(66)の兄弟2人が乗って、28日午前6時ごろ加賀市の港を出てタイの漁を行っていたということです。漁船が発見された当時、船からは網が下ろされた状態で、船体に傷はなかったということで、海上保安部は、2人が操業中に何らかの原因で海に投げ出された可能性があるとみて、巡視船を出して捜索しています。石川県沖は、28日の夕方は波が高く、うねりがあったということです。