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元朝青龍、未払い金完済で引退相撲へ前進

 10月3日に予定される元横綱朝青龍(29)の引退相撲について進展があった。昨年8月に開催した子ども相撲大会「朝青龍杯」の費用のうち、協会の出入り業者に対してあった数百万円分の未払い金を、元朝青龍側が28日に完済。これにより、引退相撲の本契約締結に障害がなくなった。

 元朝青龍の師匠である高砂親方(元大関朝潮)は、未払い金の存在を問題視。夏場所千秋楽の部屋打ち上げで部屋の関係者に「支払いが終わるまでは部屋は協力しない」と宣言していた。協会は未払い金の完済を29日に高砂部屋に報告する。

 高砂部屋の後援を受ける見通しがつき、週明けにも本契約が結ばれる可能性が高まった。朝青龍のマネジャーは「事務局も設立し始めています」と話し、順調に準備が進んでいることをアピールしていた。

(2010年5月28日)





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