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【衝撃事件の核心】空港の指紋認証すり抜け…ジャパンマネー目指す韓国人ホステスらの驚愕の裏技 (3/5ページ)
このニュースのトピックス:衝撃事件の核心
パスポートと指紋の提供者から指紋の膜を複写する際も、人さし指以外の指から採取した。日本の指紋認証システムでは、原則として人さし指から指紋を採取しており、提供者自身が日本に入国した場合に引っかからないようにするためだ。
これだけ細心の注意が払われ、8人の成功例を生みながら、結局、顧客自身の告白で、ブローカーグループは壊滅した。
指紋整形は日常茶飯事?!…抵抗感も薄く
指紋認証システムを破る手口はほかにもある。
08年4月、ソウルで指紋整形手術を請け負っていたブローカーの男や医療関係者ら5人が摘発された。日本の指紋認証システムをすり抜けるため、1人250万ウォン(約18万円)で、カラオケ店などを利用して、メスで人さし指と別の指の指紋部分をそれぞれ一部ずつ切り取り、入れ替えて再縫合することで指紋を整形していた。
昨年12月には、警視庁が人さし指の指紋を整形して平成20年末に日本に入国していた中国人の女(27)を逮捕した。女は両手の人さし指と親指の計4本の指紋を整形していたが、調べに「中国で10万元(約130万円)支払って手術した」と供述した。
整形事情に詳しい韓国のメディア関係者は「韓国人女性は、整形手術に抵抗感はなく、手相の運勢が悪いといって指紋や掌紋(手のひらの紋)を整形する人もいる。中国でも同じような事情から指紋の手術が行われていると聞いている」と説明する。
この抵抗感の薄さが、指紋整形という手口の背景にあるようだ。
しかし、接着剤を使った指紋偽造や整形で、認証システムはいとも簡単に破られてしまうものなのか−。