07年に佐賀市内の国道で警察官5人に取り押さえられた後に知的障害のある安永健太さん(当時25歳)が急死した事件で、特別公務員暴行陵虐致傷罪に問われている警察官の松雪大地被告が、遺族が県に約4240万円の損害賠償を求めている民事裁判への補助参加を申し出たことが28日明らかになった。申し出は今月12日付。
補助参加は、訴訟結果に利害関係を持つ第三者が訴訟に加わり、原告か被告を勝訴させるために主張できる制度。県側の弁護人によると、松雪被告は「(安永さんを)保護した正当性を主張したい」として参加を申し出たという。
松雪被告は、09年3月に特別公務員暴行陵虐罪で審判が決定。その後、特別公務員暴行陵虐致傷罪に改められ、審判の初公判が7月29日に開かれる。
毎日新聞 2010年5月29日 地方版