2010年5月29日 10時00分
いまだ合格ラインを突破できない宮根誠司「サンデー」に光明
「この視点だよ」
4月半ば、宮根誠司と滝川クリステルのコンビで鳴り物入りでスタートしたが、低迷から抜け出せない情報番組「Mr.サンデー」(フジテレビ)にこんな声しきりだ。
この番組は13.5%が合格ラインだが、まだ一度もクリアしていない。沢尻エリカの離婚騒動をスクープした2回目は12.3%にアップしたが、ここ3回は11%台で、23日は11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
だが、内容はやや良くなった。前回23日は宮根が沖縄に飛んで基地問題をリポート。辺野古の基地には反対だが、基地は若者にとって重要な雇用の場で、基地がなくなることには反対という矛盾や、本音と建前をわかりやすく取り上げた。
最近のメディアはこういった地元の複雑な感情を一方的にネグったままで基地反対、鳩山政権の失態をこれでもかと放送する。それとは一線を画した宮根の視点は新鮮だった。必死の滝クリもリポートに出かけたのはいいが、相手が小泉進次郎でゲンナリだったが。
宮根の個性をもっと明確にし、従来と視点を変えて社会的なテーマに取り組めば、いずれ番組は評価されるのでは。沖縄行きは偶然の産物らしいが、視聴者は納得したはずだ。
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4月半ば、宮根誠司と滝川クリステルのコンビで鳴り物入りでスタートしたが、低迷から抜け出せない情報番組「Mr.サンデー」(フジテレビ)にこんな声しきりだ。
この番組は13.5%が合格ラインだが、まだ一度もクリアしていない。沢尻エリカの離婚騒動をスクープした2回目は12.3%にアップしたが、ここ3回は11%台で、23日は11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
だが、内容はやや良くなった。前回23日は宮根が沖縄に飛んで基地問題をリポート。辺野古の基地には反対だが、基地は若者にとって重要な雇用の場で、基地がなくなることには反対という矛盾や、本音と建前をわかりやすく取り上げた。
最近のメディアはこういった地元の複雑な感情を一方的にネグったままで基地反対、鳩山政権の失態をこれでもかと放送する。それとは一線を画した宮根の視点は新鮮だった。必死の滝クリもリポートに出かけたのはいいが、相手が小泉進次郎でゲンナリだったが。
宮根の個性をもっと明確にし、従来と視点を変えて社会的なテーマに取り組めば、いずれ番組は評価されるのでは。沖縄行きは偶然の産物らしいが、視聴者は納得したはずだ。
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