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2010年5月28日(金) 19:20 |
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厳重な予防体制のもと子牛のセリ
宮崎県で広がっている家畜の伝染病・口蹄疫で、岡山・香川でも未然に防ぐ対策が続いています。 そんな中、全農岡山畜産市場では厳重な予防体制のもと、子牛のセリが開かれました。
全農おかやまの家畜市場。 国内で口蹄疫の感染が確認されて以降、岡山県では初めてとなる子牛のセリ日を迎えました。 県内での感染は確認されていませんが、予防のため、市場に入る車には1台1台入念な消毒です。 私たちも敷地の外からの撮影となりました。 28日セリにかけられたのは、県内で生産された子牛350頭です。 口蹄疫の影響で、九州や山口県・島根県などでは続々とセリが中止となっています。 このため、中には岡山の家畜市場に初めて来たという県外の買い手もいたということです。 実際には県外から来た新規の買い手はわずか3件で、売り手が予想していたほどではありませんでした。 結局、28日行われたせりの売買価格は先月とあまり変わらず、1頭平均35万円台に落ち着きました。 全農岡山では、価格には口蹄疫の影響はほとんどなかったとして、今後の動向を見守りたいと話しています。
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