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2010年5月28日(金) 19:20 |
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ファイブアローズ存続決定に安堵の声
男子バスケットボール・bjリーグの高松ファイブアローズは、運営会社が27日、自己破産の申請を取り下げ、来シーズンも存続することが決まりました。 さっそく新たなスタートに向けて動きはじめました。
午前9時、高松ファイブアローズの事務所に、スタッフやbjリーグの役員が姿を見せました。 高松ファイブアローズ存続の会見から一夜明けて、事務所にはチームのファンなどから電話が次々とかかっていました。 bjリーグの阿部リーグディレクターは、28日午前、香川県庁を訪れ、チーム存続を報告しました。 香川県では「ファイブアローズの選手との交流イベントなどを企画しバックアップしたい」としています。 ファンも胸をなでおろします。 高松市の美容室の長尾さんは、チーム発足当時から試合には欠かさず足を運び応援を続けています。 手作りのチラシを店内に貼り、チームのPRもしてきました。 高松ファイブアローズは、携帯電話販売会社を中心に、スポンサー企業10数社が5千万円の資金を提供するめどがついたとして存続が決まりました。 今後は、多くの企業やファンにサポートされる地域密着型のチーム運営にしたいとしています。 さらに、観客動員数をどう増やしていくのかが大きな課題となります。 ファンにとってうれしい存続ですが、厳しい環境の中、乗り越えなければならない課題は多いようです。
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