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2010年5月28日(金) 12:10 |
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岡山・香川、依然として厳しい雇用情勢
岡山県内の4月の雇用情勢は、前の月よりわずかに持ち直しの動きがみられるものの、依然として厳しい状況であることがわかりました。
岡山労働局がまとめたものです。 仕事を求める人1人に対してどれだけ仕事があるかを示す4月の有効求人倍率は0.64倍で、前の月より0.02ポイント上昇しました。 これは製造業やサービス業など、一部の分野で新規求人が増え、2年6ヵ月ぶりに全体の求人が増加に転じていることによるものです。 しかし増えたのは短期の非正規雇用が中心で、岡山労働局は「正社員になれる人の数は3人に1人と依然として少なく、厳しい雇用情勢に変わりはない」と分析しています。 一方、香川県内の雇用情勢も依然として厳しい状況が続いています。 香川労働局の発表によりますと、先月の有効求人倍率は0.65で前の月と同じでした。 新規の求人は製造業、医療、福祉など一部の分野で増加しているものの建設業、小売業、サービス業などで減少し全体としては前年の同じ月と比べて5.4%減少しています。
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