アメリカ空軍、マッハ5以上で飛行する極超音速無人実証機の飛行実験に成功したと発表
アメリカ空軍は、マッハ5以上で飛行する極超音速無人実証機の飛行実験に成功したと発表した。
高度1万5,000メートルのB-52H爆撃機から切り離された極超音速無人技術実証機「X-51A」。
全長およそ4.2メートルのX-51Aは、切り離された4秒後には、高度2万1,000メートルまで上昇し、最高でマッハ5まで加速、3分半後、太平洋に落下した。
アメリカ空軍は、実証された技術をベースに、敵の対空ミサイルにつかまりにくい極超音速無人偵察機や極超音速巡航ミサイルの開発のほか、貨物の高速輸送や衛星打ち上げなどへの応用も目指している。
(05/28 10:34)