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	交際相手殺害で元上司を再逮捕　大阪府警
	福知山市土地開発公社が粉飾決算
	府議会で、市議会で…　橋下派vs既存会派
	男性２人包丁で刺される　会社社長逮捕
	泉南アスベスト訴訟　小沢環境相「長妻厚労相は控訴断念と発言」
	知られざる「東洋一の百貨店」　その内部は…
	住宅を焼く　女性の遺体
	新生児の遺体　川の岸辺で見つかる
	救急車と乗用車が衝突　４人ケガ
	２警察官　放置車両１０台を横流し
	病院の元看護師　患者への傷害認める
	失業者融資金詐欺　別に共犯者
	「ｉＰａｄ」　大阪でも発売
	「検察官に自白を強要された」元少年の取調べ　二審も違法認定

最終更新日時：2010年5月29日 00:49

交際相手殺害で元上司を再逮捕　大阪府警

交際していた勤務先の部下の女性の遺体を東大阪市内に棄てたとして逮捕された男が、女性を殺害した疑いも強まったとして２８日、大阪府警が再逮捕しました。殺人の疑いで再逮捕されたのは、東大阪市の葬儀関連会社の常務執行役員・川上敏彦容疑者（５３）です。警察によりますと、川上容疑者は今年１月４日、会社の部下で交際相手の濵地通栄さん（３９）の自宅で、濵地さんの首を絞めて殺害した疑いがもたれています。川上容疑者は前の日に濵地さんと食事をした際、スープに睡眠薬を混ぜて飲ませ、眠らせていたということです。川上容疑者は濵地さんの遺体を会社の敷地に捨てた疑いで既に逮捕されていて、今回の殺人容疑についても「間違いありません」と認めています。川上容疑者は既に妻がいたものの、濵地さんから結婚を迫られていたということで、取調べに対し「うっとうしくなった。関係を清算したかった」と話しています。

( 2010/05/29 0:47: 更新)

福知山市土地開発公社が粉飾決算

京都府福知山市の土地開発公社が土地の取得価格を巡り２０年以上に渡って粉飾決算を続けていたことがわかりました。松山正治・福知山市長は会見で「最終的な責任は私にある。現在の理事長ですから」と話しました。福知山土地開発公社は去年、総合防災センターの建設予定地１・７ヘクタールを福知山市に売却する際、１１億５千万円を受け取りました。しかし公社の帳簿には７億５０００万円と記され公社の利益が４億円も少なく計上されていました。公社ではこうした粉飾決算を２０年以上前から続け、昨年度は利益を１１億３７００万円も少なく計上していました。公社は、利益が出たときにその一部を所有する土地の帳簿上の価格引き下げに充てていたということです。こうした決算処理は違法で、市は引き続き調査する方針です。

( 2010/05/29 0:41: 更新)

府議会で、市議会で…　橋下派vs既存会派

大阪府議会の新しい議長選びをめぐり、激しいつばぜり合いです。大阪府議会では最大会派となった橋下派「大阪維新の会」に対し、それ以外の会派が結束して、橋下派を外そうという動きに出ました。

橋下徹知事が代表を務める「大阪維新の会」は、府議会で２６人の議員を擁し、今や自民党府議団と並ぶ最大会派となっています。
その維新の会に対し、他の会派が包囲網を敷きました。

議長人事を調整する会合。自民・民主・公明の３会派は、新しい議長を自民から、副議長を民主から選ぶことで合意しました。
これで、維新の会が議長選に立候補しても、勝つ見込みはなくなったのです。

【自民・吉田幹事長】
「淡々と選挙。本会議場での選挙となります」

【維新・松井一郎幹事長】
「参院選を控えて、なんで自公民が組むのか分からん。野合・談合やな」

いっぽう大阪市議会では、今月２３日、福島区補欠選挙で当選した維新の会の広田和美議員の姿が。
さらに、今週新たに２人が自民党から維新の会に加わり、メンバーは合わせて４人に増えました。

【新たに維新の会に加入した辻淳子議員】
「橋下知事のパワーとエネルギーを使わせてもらえれば、変えられる」

市議会では、他にも複数の議員が維新の会への参加の準備を進めているといいます。

２６日午後５時ごろ、新しい議長選挙が行われた大阪府議会。
自民・民主・公明に加え、共産も同調し、大差で自民の候補が議長に選ばれました。

勢いづく橋下知事をけん制したい議会。
橋下知事が府議会・市議会で過半数を取ると宣言する来年春の統一地方選挙に向け、さや当てが続きそうです。

( 2010/05/28 19:57 更新)

男性２人包丁で刺される　会社社長逮捕

事件現場（大阪・摂津市）

２８日午前、大阪府摂津市の駐車場で運転手の男性２人が腹などを刺され、警察は近くにいた会社社長の男を現行犯逮捕しました。

【目撃者】
「大きな声でケンカというか、もめてるような状況だった。横のお腹の所を刺された状態で、血だらけで…」

２８日午前１１時すぎ、摂津市鳥飼下の駐車場で、コンクリートミキサー車の運転手・老原靖裕さん（５０）と糸川和雅さん（３５）が腹などを刺されました。
通報を受けた警察官が駆けつけると、近くにいた産廃処理業経営の眞鍋美津治容疑者（６１）が刺したことを認めたため、殺人未遂の現行犯で逮捕しました。

調べによると眞鍋容疑者は、老原さんをミキサー車から降ろして持っていた刺身包丁で刺し、さらに助けに出てきた糸川さんを刺した後、近くにいた人に包丁を取り上げられたということです。

３人は顔見知りだということで、警察では詳しい動機などを調べています。

( 2010/05/28 19:17 更新)

泉南アスベスト訴訟　小沢環境相「長妻厚労相は控訴断念と発言」

大阪地裁がアスベスト被害をめぐる国の責任を初めて認めた判決から９日。政府内からは控訴断念を検討する声があがっているようです。

【小沢環境相】
「長妻大臣が『（アスベスト訴訟の）控訴は断念したい』という発言でありまして、『（私は）長妻大臣の控訴断念を支持します』と発言いたしました」

２８日朝の閣議後の会見で、アスベスト訴訟をめぐる政府内の意見について、小沢環境大臣は、このようなやりとりがあったことを明らかにしました。

大阪地裁は、今月１９日、アスベスト被害における国の責任を初めて認め、損害賠償を命じる判決を言い渡しました。
判決をうけて原告団が国に対し、責任を全面的に認め、控訴を断念するとともに、全国各地でのアスベスト訴訟を早期に解決するよう求めている中での小沢大臣の発言。

しかし、裁判全体への影響などを恐れて、政府内には依然として控訴断念に慎重な意見もあり、長妻大臣自身も自らの閣議後の会見では「断念」を明言しませんでした。
【長妻厚労相】
「色んな意見が出ましたが、結論は出ませんでした。私も一定の考えをもって発言しましたが、政府全体の議論の中なので、私の考えは今の段階で申し上げる段階ではないと思います」

このため、政府は週明けにあらためて関係閣僚会議を開いた上で、鳩山総理も含めて協議することにしています。

( 2010/05/28 19:54 更新)

知られざる「東洋一の百貨店」　その内部は…

大阪・日本橋には、戦前に建てられた百貨店の建物がいまもほとんど姿を変えることなく残されています。かつて「東洋一の百貨店」と呼ばれた個性的な建築の内部に、カメラが入りました。

大阪・日本橋に、かつて「東洋一の百貨店」と呼ばれた建物があります。
昭和１２年、松坂屋の大阪店として完成。
今から４４年前に松坂屋が撤退した後は高島屋が買い取り、今は事務所として使われています。
地下２階・地上７階の建物は、当時としてはまだ珍しく、威容を誇っていました。

当時、最新鋭だったアーケードつきのショーウィンドー。
いまもその面影を残しています。

【高島屋美術部・中井義裕さん】
「基本的には事務所として使っていた。建物そのものをほとんど改装していない。内装もそのままほとんど保存されている。それが一番の値打ちかなと考えている」

地下２階では、大きな地下鉄の音も聞こえてきます。
【中井さん】
「この壁の向こうに、地下鉄堺筋線が通っている。当時の松坂屋は、堺筋線が通ればここに地下鉄の駅を誘致しよう、あるいはできると考えておられてたと思うんです」

大阪で初めてだった屋上プール。
街を見下ろしながら水遊びができる、贅沢な空間がありました。

普段は非公開の建物内部ですが、特別に公開される見学ツアーも計画されています。

【建築史家・斉藤理さん】
「建物はその中に歴史とか物語・色んなものが詰まっていて、今回建物を見学することによって、そうした地域の歴史とか、文化を学んでいこうじゃないかと思っている」

大阪の繁栄を色濃く残す建築物。
都市の中にはまだまだ歴史的な遺産が残されています。

※特別公開の見学ツアーは来月１９日に追加開催されます。
【イベント情報のＨＰ】http://open-a.org/

( 2010/05/28 19:55 更新)

住宅を焼く　女性の遺体

火事があった家に住む４０歳代女性とみられる

２８日朝早く、滋賀県大津市で住宅が燃える火事があり、焼け跡からこの家に住む女性とみられる遺体が見つかりました。午前５時ごろ、大津市真野４丁目で、「家が燃えている」と近所の人から消防に通報がありました。消防車８台が消火にあたり、火は約５０分後に消し止められましたが、スレート葺き木造平屋建ての住宅、約７０平方メートルのうち約４０平方メートルが焼けました。この家に住む大田富士男さん（６１）は入院中で無事でしたが、焼け跡から、同居中の４０歳代の女性とみられる遺体が見つかりました。遺体が見つかった部屋の焼け方が最も激しかったということで、警察と消防は、この部屋が火元とみて出火の原因を詳しく調べています。

( 2010/05/28 14:24 更新)

新生児の遺体　川の岸辺で見つかる

遺体が見つかった吉野川の岸辺

２８日午前、徳島市で川の岸辺に、生後間もない新生児の遺体が流れ着いているのが見つかりました。午前９時１５分ごろ、徳島市北沖洲の吉野川の岸辺に、新生児の遺体が流れ着いているのを近くを通りかかった人が見つけ、警察に通報しました。警察によりますと、遺体は身長５０センチくらいの生後間もない男の子で、衣服などはなく、へその緒もついていませんでした。うつぶせの状態で干潟の岸に流れ着いていて、体には複数の傷があったということです。発見した人は、「流木に下にうつむいて、ひっかかった感じ。流木の上に乗っとったけん、沖に流されんとすんだと思う」と話しています。警察は遺体の司法解剖を行って、死因や身元の特定をすすめています。

( 2010/05/28 14:15 更新)

救急車と乗用車が衝突　４人ケガ

救急車は搬送を終え、消防署に戻る途中だった

２８日未明、大阪市内で救急車と警察のオートバイに追われていた乗用車が衝突し、救急隊員ら４人がケガをしました。２８日午前０時２０分ごろ、大阪市浪速区下寺２の交差点で、患者の搬送を終えて消防署に戻る途中の救急車と乗用車が衝突しました。この事故で、救急隊員３人と乗用車を運転していた男の計４人がケガをしましたが、いずれも、命に別状はないということです。調べによりますと、事故現場から１．３キロ離れた国道で、不審な動きをする乗用車を警察官が発見し、停止を求めましたが、乗用車は警察官のオートバイに接触したうえ、逃走したということです。警察は一時、男を公務執行妨害の現行犯で逮捕しましたが、男は腕にけがをして入院したため、男の回復を待って、詳しく事情を聞くことにしています。

( 2010/05/28 12:42 更新)

２警察官　放置車両１０台を横流し

占有離脱物横領の疑いで２人を書類送検する方針（放置車両）

大阪府警の警察官２人が、盗難車２台を含む放置車両約１０台を親族が勤務するスクラップ業者に横流ししていたことが分かりました。住之江警察署交通課の巡査部長（５４）と元警部補（６０）はおととし４月頃、南港に放置されていた盗難車２台を、所有者に無断でスクラップ業者に横流ししたとされます。住之江警察署の倉庫から、事件の証拠品とは無関係のナンバープレート約１０枚が見つかったことから、内部調査が行われていました。調査に対し、２人は「そのままにしたら苦情が来るので、業者に処分を頼んだ」などと約１０台の横流しを認めています。処分した業者には元警部補の親族がいましたが、大阪府警は、「業者と２人の間に、金品の授受は確認できない」としています。大阪府警は来月中にも、盗難車２台の占有離脱物横領の疑いで２人を書類送検し関係者を処分する方針です。

( 2010/05/28 12:39 更新)

病院の元看護師　患者への傷害認める

元看護師の羽室沙百理被告

兵庫県佐用町の病院で、寝たきりの入院患者のろっ骨などを折ったとされる元看護師の女の裁判が始まり、女は起訴事実を認めました。傷害の罪に問われているのは、佐用共立病院の元看護師・羽室沙百理被告（２６）です。起訴状によりますと、羽室被告は去年１月、肺炎で入院し、寝たきりだった当時８５歳と８８歳の女性患者の胸を両手で圧迫して、ろっ骨や胸骨を折る重傷を負わせたとされます。２８日の初公判で、羽室被告は「まちがいありません」と起訴事実を認めました。一方、検察側は冒頭陳述で、「高齢患者を骨折させ、自分でその状況をいち早く報告することで、周囲から評価されようとした許されない行為」と指摘しました。また、羽室被告は警察の調べに対し、ほかにも４人の患者のろっ骨を折ったことを認めていて、神戸地検は６月初旬にも追起訴する方針です。

( 2010/05/28 12:33 更新)

失業者融資金詐欺　別に共犯者

岸野寿男容疑者ら１２人以外に、さらに他にも共犯者がいた疑い

国の融資制度を悪用し、約１２００万円を騙し取ったとして１２人が逮捕された事件で、失業者を装って不正に書類などを受け取る共犯者がさらに他にいることがわかりました。不動産会社社長の岩阪榮典容疑者（６８）と会社員の岸野寿男容疑者（５５）ら１２人は、失業し家を失った人に対して、国が行う「就職安定資金融資制度」を悪用し、約１２００万円を騙し取ったとされます。岩阪容疑者らは融資に必要な証明書を入手する際に、共犯として逮捕された女ら９人について、「大阪府内のマンションに引っ越した」とハローワークに嘘の申請をしていました。その後の調べで、女らは実際にはそのマンションに住んでいませんでしたが、届いた書類を女らを装って受け取る人間が他にいたことが分かりました。警察は、女らになりすました共犯者がさらに他にいるとみて捜査しています。

( 2010/05/28 12:29 更新)

「ｉＰａｄ」　大阪でも発売

前日の夜１０時から並んだ人も‥‥

アメリカのアップルが開発した新型携帯端末「ｉＰａｄ」が２８日、大阪でも発売されました。大阪市中央区の直営店では、通常より２時間早くオープンしました。「ｉＰａｄ」はタッチパネル式の端末で、無線ＬＡＮや携帯電話回線に接続し、電子書籍や動画の閲覧などが楽しめるものです。この店では、予約をした人や当日販売分を求める人たちが、計５００人以上詰めかけ、行列が出来ました。購入した人たちからは、「２７日の午後１０時くらいから並んでいました。感動しました。早く開けたい」「手にして１０分ほどですけど、並んだ甲斐はあったかなと。片手で持っても動かせるぐらいの重さなので、そんなに疲れないです」などといった声が聞かれました。「ｉＰａｄ」は１台、約５万円から８万円ほどで、全国のアップル直営店などで販売されるということです。

( 2010/05/28 12:22 更新)

「検察官に自白を強要された」元少年の取調べ　二審も違法認定

賠償額は減額された

「検察官に自白を強要された」などとして元少年らが国を訴えた裁判で、大阪高等裁判所は一審に続き検察官の取調べの違法性を認めました。この裁判は傷害の疑いで逮捕された元少年（当時１９）らが、京都地方検察庁の検察官から「くず」などと罵られ自白を強要されたとして、国に損害賠償を求めたものです。一審の京都地方裁判所は国に対し、６６万円の支払いを命じましたが、元少年らと国がともに控訴していました。控訴審判決で大阪高裁の岩田好二裁判長は「検察官の言動は元少年の尊厳を傷つけるもの」として、取調べの違法性を認めました。しかし、別の検察官が「若い弁護士がついてかわいそう」と発言したことを一審が違法と認定した点については「違法とまでは言えない」として賠償額を減額、国に対し２２万円の損害賠償を命じました。

( 2010/05/28 6:21: 更新)

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