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かつて「いずみ一派」とどこかでいわれたことがあるような… それはともかく、
「被差別部落差別を否定していないという恐るべき前提」というのは、「特殊部落」という表記を括弧つきであれ使う新宿の女さんの書き方に対応してんじゃないすかね。それにポイントは固有名としての戸籍上の表記についての評価ではなく、「氏」をつけるところなのでは…?
しかし「固有名+氏」の場合の「氏」が、「名前の最後につける敬称」となってきたのって、いつごろからなんですかね?
で、あえてオカマっていってんなら、確かに新宿の女さん、ちとハラグロですね。第三波フェミニズム云々ってことをひっぱってくるくらいなら、そーいうこというなよって思うんですけど、あえてする挑発なのかなこれ。
それに、「女性、男性」と書かれないべきということの補足として、LGBT/LGBTI認識の「国際的な空気ぶり」についても先にふれられてるわけでしょ。「女性、男性」表記批判が、この認識を踏まえる書き方をもって対置するということであるのなら(それはよねざわいずみさんに聞かないと分かりませんが)、綱領改訂における「個の存立」議論と対立するものでもないと思うのですが、いかが。
じゃあどう書きゃいいんだよ!という場合には、一つの「差し当たり」としては「n性」でいんじゃね?という。とか「女性、男性、そのどれでもない性」とか。丁寧に書こうとするとどうも長たらしくなってめんどくせーなーという思いを持つ人もいるかもしれませんけどね。でも、セクシャルアイデンティティをあえて規定したくないという人としての潮流もあるわけだから、それは「歴史的に構成されてきた社会的関係に規定されるアイデンティファイ」の尊重ということで。
よねざわさんが指摘されてることって、芸風問題で片付けてすむことじゃないと思うんですよね。
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