第18回行橋市美術展覧会(同展覧会実行委員会など主催)が28日、同市大橋の市中央公民館で始まり、洋画、日本画、書、写真、陶芸の5部門で、京築地区の高校生以上の市民による作品計237点が展示されている。31日まで、入場無料。
各部門の最優秀作品から選ぶ最高賞の市長賞には、明朝時代の漢詩を記した小林清一さん(74)=同市下稗田=の書が選ばれた。小林さんは「創作の励みになり。技を磨きたい」と話した。
展示は一般公募の126点と同会の準、正会員の作品111点。地元のみこしまつりや自然風景を描いた絵画や漢詩、現代詩を迫力ある筆跡で記した書、親子の触れ合いを写した写真など多彩。
各部門の最高賞となる展覧会運営委員長賞は次の通り。 (敬称略)
日本画=中野美枝子(築上町)▽洋画=長瀬功(苅田町)▽陶芸=松下清広(行橋市)▽写真=三木麗子(同市)
=2010/05/29付 西日本新聞朝刊=