最終更新: 2010/05/29 01:56

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ネット上の児童ポルノ画像対策でブロッキングなどを盛り込んだ原案まとまる

インターネット上の児童ポルノ画像対策で、政府はプロバイダーが接続を強制的に遮断するブロッキングを児童ポルノサイトを見つけ次第、即座に行うことなどを盛り込んだ原案をまとめた。
政府案では、国内外のサーバーを問わずにブロッキングの対象とすることや、捜査の進展具合にかかわらず、児童ポルノ画像を見つけ次第、即時に遮断することが柱となっている。
また案では、今後、児童ポルノサイトのアドレスリストを管理する民間団体を設立し、プロバイダーがリストを基にブロッキングを行うことになっている。
ブロッキングは、これまで総務省が、「通信の秘密や表現の自由の侵害になりかねない」などと慎重だったのに対し、警察庁が「画像の削除には時間がかかるので、即時遮断が必要」と主張していた。
政府は、6月にも開く犯罪対策閣僚会議でこの案を正式決定し、2010年度中の実施を目指す方針。

(05/28 06:37)


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