iPadを午前8時に発売する東京・銀座の直営店には27日から行列ができた。発売初日はほとんどが予約客への販売で、当面は入手困難な状況が続く見通しとなっている。
iPadは電子書籍や動画などをダウンロードして楽しめる小型携帯端末。タッチパネル方式でパソコンよりも簡単に使えることから、生活や仕事を一変させる画期的な製品として人気を集め、先行発売した米国では1カ月足らずで100万台以上を売り上げ、現在も品薄となっている。
アップルは国内販売店を絞り込み、直営店と一部のソフトバンクショップ、大手家電量販店の計約180店舗だけで扱う。店頭予約は5月10日から受け付けたが、申し込みが殺到し、わずか3日で打ち切った。
一部の店舗では予約なしで買える当日販売分が用意されるが、数は少ないとみられる。
販売価格は無線LANのみのモデルが4万8800円から、ソフトバンクの携帯電話回線も使えるモデルが5万8320円から。