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謙さん&レオ様共演作、日本専用予告編!

 俳優の渡辺謙(50)が米俳優レオナルド・ディカプリオ(35)と共演した米映画「インセプション」(日本公開7月23日)で、日本用特別予告編が製作されたことが27日、分かった。ハリウッド大作の予告編は通常、本国版とインターナショナル版の2パターンのみつくられ、今回のような例は極めて異例。日本版は、本国版より渡辺とレオ様のシーンが長く編集されており“謙スペシャル”に仕上がっている。

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 「インセプション」は、人間の潜在意識に入り込み、他人のアイデアを盗み出すスパイのコブ(ディカプリオ)と、すべての動きを先読みしてしまう強敵との対決を描くアクション・エンターテインメント。渡辺はコブに仕事を依頼する巨大企業のトップ・斉藤役で出演。映画「ダークナイト」が世界的ヒットを記録したクリストファー・ノーラン監督の最新作で、全米でも7月16日の公開を前に話題沸騰中だ。

 日本オリジナルの予告編製作については、(1)日本でも人気のレオ様と渡辺との初共演作(2)昨年6月に日本でクランクインした…など日本とゆかりの深い作品であることから、ノーラン監督が、日本マーケットを重視。監督自らが渡辺とレオ様のシーンを多く盛り込んだ“謙スペシャル”に仕上げた。

 ハリウッド大作の劇場用予告編は、米国版と海外版の2種類が製作され、日本では通常、海外版に字幕をつけて上映される。1国のためだけに特別の予告編が用意されるのは極めて異例。配給のワーナーブラザーズは「『硫黄島からの手紙』や『ラスト・サムライ』など日本を扱った作品でも“日本用予告編”は作られておらず、監督自ら手がけるとなると前代未聞」とコメントしている。

 監督の心意気を受け、熱烈の阪神ファンの渡辺も、デイリーの虎党読者に向けたスペシャルコメントを寄せた。「いよいよ公開が近づいてきました。(交流戦に入って)いまひとつ調子の出ないタイガースにいらいらしてらっしゃる方もこの映画を見て、爆発して下さい。きっとみなさんの脳細胞に何かをぶつける作品です」。阪神の躍進とともに映画のヒットに思いを込めた。

 予告編はあす29日から全国の劇場で上映される。






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