日本代表がザースフェー初の非公開練習
退去させられる報道陣=ザースフェー(撮影・棚橋慶太)
サッカー日本代表は28日午後、最終合宿地のスイス・ザースフェーで冒頭部30分以外を非公開として練習を行った。岡田監督は同日朝の尿検査の結果を踏まえ、疲労度を高い選手を別メニューで調整させることも示唆していたが、この日も全選手が練習に参加。公開部分ではウオーミングアップ、8人組でのパス回しを実施。その後は攻撃側と守備側に選手を振り分けたシュート練習を行った。攻撃4人対守備3人に分かれた、ゴール前の攻防を繰り広げ始めたところで報道陣はシャットアウト。周囲の高台や山道に警備員を配置するなど、厳戒ムードが漂った。
またこの日の午前にはMF本田が1人で自主練習を実施。27日の練習後に岡田監督に「まだ体がキレてない」と言われたが、コーチとともに黙々と体を動かしていた。
(2010年5月29日)
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