MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。
[PR]

食べられるのに…ごみの中から買ったままの食品 世田谷区調査 (1/2ページ)

2010.5.28 20:06

 中華丼、おにぎり、ドーナツ…。東京都世田谷区がリサイクル施策の基礎資料とするため、区内の家庭から出されたごみ約500袋の中身を調べたところ、買った状態のままで捨てられている食料品が数多かったことが28日、分かった。ポテトチップスがカンごと捨てられるなど、分別すら徹底されていない事実も判明。区は「エコの基本は買いすぎないこと」と、節度ある買い物を求めている。

 区は17日から28日にかけ、事前に同意を得た区内8地域計72カ所のごみ集積所から、可燃ごみと不燃ごみを約500袋収集し、中身を仕分けた。

 可燃ごみについて26日から28日までの間、区内の千歳清掃工場で開封し、調査員らがチェック。中からスーパーなどで売られているままの食べ物が多く見つかった。

 具体的には、中華丼などの弁当類のほか、もずく、納豆、からあげ粉、おにぎりなど多種に渡っていた。

 調査に立ち会った区職員は「中には賞味期限切れのものもあったが、まだ食べられるものも目立ち、ずいぶん、もったいない感じを受けた」と話す。

 区は平成21年にも同様の調査を実施しており、そのままのタマネギ、袋に入ったままのパンなどが見つかったという。10%増量されたウインナーの包装袋の中に、ウインナーが数本残されて捨てられていたケースもあり、「増量されているからと買ったのだろうが…」と担当者は困り顔。

PR

PR
PR
イザ!SANSPO.COMZAKZAKSankeiBizSANKEI EXPRESS
Copyright 2010 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。