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エース級種牛5頭の検査延長を指示~農水省
宮崎県で発生している家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の問題で、農水省は、感染が疑われるとして遺伝子検査を行ってきたエース級の種牛5頭について、さらに1週間検査を延長するよう県に指示した。
エース級の種牛をめぐっては、口蹄疫への感染を防ぐため6頭が緊急避難していたが、今月21日にそのうちの1頭が感染していることがわかり、殺処分されている。また、残る5頭についても感染の疑いがあるとして、22日以降は毎日、遺伝子検査が行われていた。
通常、口蹄疫のウイルスの潜伏期間は約1週間とされていて、ちょうど1週間の検査期間が28日で終了するが、農水省は、念のためにさらに1週間検査を延長し、経過を観察するよう県に指示した。現地対策本部長・山田農水副大臣は22日、「感染の可能性は高いと思う」と話していたが、27日までの検査結果は陰性で、異常は見られていない。
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