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印刷する[2010.05.28]

マルハン2010年3月期会社説明会を開催 2期連続で過去最高益を達成

 株式会社マルハン(本社・東京都千代田区、京都府上京区)は帝国ホテル東京(東京都千代田区内幸町)において28日、2010年3月期会社説明会を開催した。  

 2010年3月期の連結業績は、売上高2兆1209億2200万円(対前期増減率プラス3.2%)、営業利益556億2700万円(同プラス9.9%)、経常利益554億4200万円(同プラス11.6%)、当期純利益273億6800万円(同プラス27.8%)。  

 低貸玉営業普及の影響によって売上高は計画未達となったものの、前期につづき2期連続で、過去最高益を達成した。  

 出店状況では、計画されていた2店舗が次期へとずれこんだために、新規出店13店舗、改装4店舗となり、同期末現在の合計店舗数は258店舗となった。

 同社「3カ年計画」では、①「既存事業の強化・安定化を最優先課題とする」、②「「チャレンジ2020」に掲げる新たな取組に挑戦する」ことを経営方針として掲げられており、2013年3月期におけるパチンコ事業の計画として、売上高2兆3000億円、期末店舗数301店舗としていることが公表された。  

 韓裕代表取締役社長は、「環境に配慮したモデル店舗を今期中にオープンさせる」ことを発表した。また、営業施策の方向性について韓俊取締役営業本部長は、「2011年3月期は粗利率をあえて下げることと、費用面で主に機械代を下げることを計画している。メインターゲットはあくまでもヘビーユーザー層。戦略的には遊技機の選定と活用を中心に据え、直接的なイベントを実施する。また、ライトユーザー層も確実に拡大してきているので、幅広い層に娯楽としての幅広い魅力を提供することが重要と考え、今後も“トータル・クオリティ・サービス”強化に取り組む」と説明した。

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