調印式に臨んだIWGPヘビー級王者・真壁刀義、小林邦昭・IWGP実行委員、挑戦者・力皇猛(左から)=都内の新日本プロレス
「新日本」(6月19日、大阪府立体育会館第1競技場)
6・19大阪大会で行われるIWGPヘビー級選手権試合の調印式が26日、都内で行われ、王者・真壁刀義(37)と挑戦者・力皇猛(37)が出席。ノアからアタックする力皇は、24日に亡くなった大先輩・ラッシャー木村さんへの弔意を胸に臨むことを明かした。
力皇は「同じ相撲出身でかわいがってもらった。入ったときからいつも気にかけてもらった。デビューしてからも毎日のように『ケガしないように』とか『体調はどうだ』とか声をかけてくれて。いろんな不安を取り除いてくれた」と木村さんの思いやりを明かし、改めて感謝した。
調印式では「6月19日は新日本沈没の歴史的な日になる。コイツ(真壁)は新日本を沈没させた歴史的なチャンピオンになる」とワルに徹したが、「そういう気持ち(追悼)は持って行くつもり」と誓っていた。
(2010年5月26日)