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『「余命1ヶ月の花嫁」乳がん検診キャラバン』



キャラバン日記

全国キャラバン無事ゴール! 計3002人に受診していただきました。

2009年5月22日(金)


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沖縄をスタートしてから54日目。ついに29カ所目の会場、ゴールの札幌にたどり着きました! 札幌会場は大通公園のテレビ塔の目の前。地元HBC(北海道放送)のキャラバン担当スタッフが、テレビ塔をピンクにライトアップする演出を準備して待ってくれていました。開始以来とにかく雨に見舞われている検診キャラバン。全国行脚のフィナーレも予想通り(?)雨となりました。

全国行脚最後、ということで、ぱんだ会の面々も仕事を休んでかけつけてくれました。参加メンバーは太郎さん、千恵さんの叔母の加代子さん、従姉のひとみさん、甥の凜太郎くん(0歳)、友人の麻衣さん、桃子さん。そして、千恵さんのお父さん・貞士さんも! また、地元の医学生やピンクリボン活動に取り組むミュージカルグループ「COLORE」の方々もボランティアでキャラバンに参加してくれました。雨の中の作業は大変ですが、笑顔を絶やさずに楽しそうに取り組んでくれました。最後の最後までボランティアの方々の温かい心に支えられたキャラバンでした。

札幌からは「総力報道!THE NEWS」内で全国中継も行いました。HBCのキャラバン応援アナウンサー・佐藤彩さんの進行で、現場の様子や赤須太郎さんのインタビューをお伝えしました。太郎さんは全国キャラバン29カ所のうち、26カ所の会場に参加してくれました。「ゲスト」というよりも「運営責任者のひとり」と言った方がふさわしく、キャラバン全体の進行から乳がん勉強会のナビゲーター役、そして各地での取材・放送対応など、八面六臂の活躍を見せてくれました。

中継で全国を回った感想を聞かれた太郎さんは、「たくさんの人に千恵の思いが伝わったなと思って、嬉しく思います。去年キャラバンで10人の方に乳がんが見つかって、(そのうちの1人に)『早期発見で助かりました』と言われた時は『やっててよかった』と思いました」と答えました。
また、この日は東京のスタジオに榮倉奈々さんと瑛太さんが来てくれていました。二人は中継先の太郎さんに「お疲れさまでした」とねぎらいの言葉をかけ、「太郎さんやお友達のみなさんが一生懸命やっている姿に感動しました。私もキャラバンや映画に参加させてもらってよかったなと思います(榮倉さん)」、「大きな意味のある活動に演じ手として参加できて嬉しく思っています。全国のたくさんの人に千恵さんの思いが伝わったと思います(瑛太さん)」と話していました。

今回の全国キャラバンには2万2290通の申し込みをいただき、計3002人に受診していただきました。多くの方が落選となったのは本当に申し訳ないのですが、2万人を超える方が乳がん検診の重要性を感じて、実際に行動を起こしてくださったことは、本当に嬉しく思います。また、今回全国を回ってたくさんの方から励ましの言葉やお礼の言葉をいただきました。(差し入れもたくさんいただきました!) ボランティアでやっている取り組みですが、参加メンバーにとってこうした温かい言葉が一番の報酬でした。どの会場でも新たなパワーをもらって次の会場に進むことができました。応援して下さった方、そして申し込みしてくださった全ての方に感謝いたします。

また、このキャラバンの検診費は「余命1ヶ月の花嫁」の書籍と映画の収益で負担しています。書籍を購入いただいたり、映画を見て下さったりした方々の力で実現できたキャラバンです。この場をお借りしてみなさんにお礼を申し上げたいと思います。そして、全国でお手伝いいただいたボランティアの方々、JNN各局のスタッフの方々、ご協力いただいたみなさんにも心よりお礼を申し上げます。

(報告:TBS報道局・樫元照幸)

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