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『「余命1ヶ月の花嫁」乳がん検診キャラバン』



乳がんについて

「若年性乳がん」とは?

若年性乳がんは概ね35歳以下で発症する乳がんを示す。若い年代で発症すると、悪性度が高い傾向があり、進行が早くなることがある。
35歳以下と言えばこれから結婚・出産・育児を行う年代。乳がん治療には乳房切除手術、抗がん剤治療、放射線治療、ホルモン療法などが行われるが、こうした治療の肉体的なつらさだけでなく、精神的なショックも非常に大きい。早期に発見し、ダメージをできる限り小さくとどめることが望まれる。

発生数(1年間にどれだけの人が乳がんになるのか)

【年代別乳がん推定罹患者数(2001年)】
年代 罹患者数
15〜19歳 6人
20〜24歳 53人
25〜29歳 262人
30〜34歳 825人
35〜39歳 1692人

2001年度の推計では、1年間に新たに乳がんと診断された人は合計40675人。そのうち40歳未満の患者数は以下のようになっている。20〜35歳以下の乳がん患者数は合計1140人と全体の2.8%を占めている。比率は小さいものの、20代でも多くの女性が乳がんと診断されていること、また年齢が上がるにつれて患者が増えていることがわかる。


【女性のがん全体に見た乳がん患者の割合】
年代 割合
20〜24歳 6.5%
25〜29歳 13.4%
30〜34歳 19.3%
35〜39歳 29.6%

また、女性のすべてのがんの中で乳がんが占める割合は、年代別に次のようになっている。あらゆるがんの中で、30代前半では5人に1人が、30代後半では3〜4人に1人が乳がんだということだ。いかに乳がんが他のがんに比べて高い頻度で発症しているかがわかる。


出典:「がんの統計2007年度版」(2007年10月1日発行 財団法人がん研究振興財団)

診断方法について

マンモグラフィ

マンモグラフィは、乳腺の病気の診断方法の一つです。しこりを触れてからの検査だけではなく、手には触れない乳がん(非触知性乳がん)の発見が可能となります。現在まで乳癌検診の方法として唯一有効性(特に50歳以上の女性)が認められたものです。
その特徴は、通常のレントゲン撮影と異なり、体に対する害が非常に少ないレントゲン撮影です。撮影の方法は、乳房を撮影台にのせこれを圧迫板で挟んで行います。
でも、注意しなくてはいけないことは、これも決して万能な検査ではないということです。例えば、年齢の若い人や出産・授乳経験のない人は、一般的に乳房が全体に白く写ります。乳がんも白く写るために乳がんの検出が困難なことが多くあります。逆に、年齢とともに(特に閉経後)、乳房が黒く写るために白く写る乳がんの発見が比較的容易になります。

超音波(エコー)検査

超音波検査も乳腺の病気の診断方法の一つです。これは超音波装置に付いている探触子(プローブ)を皮膚にあてると、このプローブの中にある振動子が超音波を発信すると同時にプローブがこれを受信し乳房の中の構造を見ることができるのです。
超音波検査にはマンモグラフィとは違った検査としてのすぐれた特徴があります。それは、マンモグラフィが乳房を圧迫するときに乳房に痛みを感じるのに比べて超音波検査では痛みはありません。また、レントゲン室のような特別な場所を必要としませんし、簡単に何度でもできます。また、しこりを作るタイプの乳がんに対してはその内容が良くわかります。ただ、この検査にはマンモグラフィほどの再現性がないことや検査をする人の技術によって病変を見つけるのに差ができることが欠点となっています。また、未だに乳がん検診で超音波検査を使用することで乳がん死亡率が低下するという客観的な証拠がないことも事実です。



では若年者の乳がんをどのようにして見つけるかについては、先にも述べましたように、マンモグラフィでは若年者の乳房が全体的に白く写り白い乳がんが見つけにくいと言われています。しかし、マンモグラフィでないとわからない乳がんに特徴的な微細な石灰化がこれではわかるため、20歳代、30歳代という若い年齢のときに人生ではじめてのマンモグラフィを受けることが奨められています。また、家族に乳がんの方がおられる方はさらにこれが大切であると言われています。超音波検査はマンモ%0%i%U%#$NGr$$2hA|$K$O1F6A$5$l$J$$$?$a!" 文責:NPO法人 J・POSH(日本乳がんピンクリボン運動)

>>詳しくはTBSピンクリボンプロジェクトのHPをご覧下さい