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入店直後、最短距離の男性襲う 大阪のパチンコ店刺殺 (1/2ページ)
大阪市旭区のパチンコ店「パーラー千林」で客の男性が首を切られ、死亡した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された旭区今市の自称無職、小西英雄容疑者(35)が店に入るなり、出入り口に一番近いパチンコ台で遊んでいた男性を襲っていたことが26日、捜査関係者らへの取材で分かった。旭署は最短距離にいる人を襲うつもりだったとみて、店内の防犯カメラの映像を解析するとともに、小西容疑者を殺人容疑で送検する方針。
捜査関係者や店員、客らによると、事件当時、店内はほぼ満席で約200人の客がおり、死亡した男性は北側出入り口に最も近いパチンコ台で遊んでいた。小西容疑者は店に入った直後、持っていた折りたたみナイフ(刃渡り8センチ)で男性の首を切りつけたという。
旭署によると、男性は右耳の下付近の首に深い刺し傷が1カ所確認された。これが致命傷とみられ、司法解剖して死因を詳しく調べる。
一方、店内の防犯カメラには、小西容疑者がいきなり男性の首もとを切りつける姿が記録されていた。
旭署のこれまでの調べで小西容疑者は「生きるのが嫌になり知らない人を刺した」と供述していることがすでに判明。「精神疾患で通院している」とも説明しているが、診察券は持っていなかった。