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入店直後、最短距離の男性襲う 大阪のパチンコ店刺殺 (2/2ページ)
死亡したのは、旭区今市で母親と2人で暮らす男性(43)とみられるが、母親のショックが大きく、家族による身元の確認ができていないという。
また、目撃者の証言などから当時の詳しい状況が判明。男性は、首を手で押さえてパチンコ台から立ち上がり、店の中の方向へよろめきながら数メートル歩き倒れた。店員が駆け寄り、男性の首の辺りを抑えたが、出血は止まらなかったという。
男性が利用していたパチンコ台付近に、凶器の折りたたみナイフが血にまみれて落ちていた。男性は救急搬送時、すでに意識がなかった。
一方の小西容疑者は店の前に出たところで、呆然(ぼうぜん)とした様子で、正座か座禅のような姿勢で座り込んでいた。派手なオレンジ色のシャツにジーンズ姿。警察官の問いかけに抵抗する様子も見せず、パトカーの後部座席に乗り、連行された。
事件から一夜明けた26日朝、現場のパチンコ店は臨時休業し、「亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます」と張り紙を掲示した。