2010-05-25
池田信夫センセから情報操作と人格攻撃のテクニックを学ぼう!
さっき、昼飯食べながらTwitter見てたら、みんな大好きぼくらのエコノミスト池田信夫センセが、こんなツイートをしてました。
http://twitter.com/ikedanob/status/14673097185
グーグルで「森永卓郎」を検索しようとすると、親切なグーグル先生がトップに表示するのは・・・ http://ow.ly/1PpyY
で、今日(5/25)の昼の時点でリンク先をクリックしてみると出るのはこの結果……
google検索のトップに表示されてるのは
「森永卓郎って、あんなに馬鹿なの? - Yahoo!知恵袋」
という記事。
普通の読解力で読む限り、池田センセはこのツイートで
「森永卓郎氏は、google検索するとトップで氏を馬鹿にした記事がヒットしてしまうくらい馬鹿」
と、いってるように読めます。
しかーし!
検索窓をよく見ると……
そう、最初から「森永卓郎 馬鹿」で検索してるのです!
スゲー! 池田センセ、スゲーよ! パネエよ!
そりゃ、「名前 馬鹿」で検索すりゃ「馬鹿」って書いた記事がヒットしますがな。
相手をおとしめる為なら、ここまでやるのが最凶喧嘩師というものなのです。
ちなみに、同じ方法で池田センセを検索してもこのとおり。
まあ、最大限好意的に解釈すれば、池田センセは
"グーグルで「森永卓郎」を検索しようとすると親切なグーグル先生がプルダウンでトップに表示してくれる単語が「馬鹿」"
ということが示したかったようにも思えます。これは実際にそうです。
これをワザと誤解される表現をして(もちろん超賢い池田センセが素で誤解を呼ぶようなツイートをするわけないので、全部狙ってやってるに決まってます)直で検索結果にリンクを張ることで、「森永卓郎氏は馬鹿である」という印象をより強く植え付けているのです。
しかし、当たり前ですがグーグル検索で「馬鹿」と出たからその人が馬鹿であるなんてことはいえません。
たとえば「名前 馬鹿」で検索すると、件数では池田センセが森永氏に圧勝しちゃいますが、
約8万 VS 約15万9千!
圧倒的ではないか、我が軍は!
だからって、池田センセが森永氏より馬鹿といえないのと一緒です
でも、印象を操作して他人の人格を攻撃するときは、そんな冷静な視点は必要ないんですね。
池田センセにしてみれば、たくさんの人に誤解されて相手をおとしめる印象が一人歩きしたらしめたものなのです。
相手の間違いを指摘したり、主張の批判をするならともかく、ネット上でこーゆー攻撃をしかけることは、普通は"恥ずべきこと" のハズですが、池田センセはそんなのはとっくに超越した領域で戦ってるんですね。
面白いですね。
サイコーです。
これからも、愉快なツイートを期待しましょう。
(関連)
- 977 http://b.hatena.ne.jp/hotentry
- 839 http://twitter.com/
- 572 http://m.blonavi.com/blogs/entry/9076/index.html
- 469 http://blog.livedoor.jp/antenna22/archives/51455804.html
- 336 http://reader.livedoor.com/reader/
- 299 http://b.hatena.ne.jp/hotentry/it
- 295 http://d.hatena.ne.jp/
- 293 http://longurl.org
- 267 http://www.google.co.jp/reader/view/
- 240 http://gnews.x0.com/