統合失調症者の成年被後見人について
統合失調症と診断を受けている弟がいます。しかし、車にはのれ一人で生活しています。働くことはできません。
この弟が最近、パチンコでお金を消費するようになり、お金のむしんにくるようになり困っています。いくらでもお金を使ってしまいます。
なにかよい方法はないかと思案しています。何かの記事で成年被後見人のことを読みました。しかし、この制度についてはよくわかりません。
このような場合に有効なよい方法と手続きの方法について教えてください。
 お金や財産に関する正常な判断能力がなくて,財産を失ったり,思わぬ負債を抱えてしまうおそれがある場合には,成年後見制度を利用することができます。多くは,老人性の痴呆がある場合に使われますが,統合失調症などの疾病の場合にも利用することができます。

 成年後見には,財産を取得したり処分したりすることが自分ではできなくなる後見類型,法律上定められた財産上の重要な行為(不動産の処分とか借金とか)については,監督者の同意がないとできないとする保佐類型,特定の行為について,監督者の同意がなければできないとする補助類型という3つがあります。

 ここでは詳しい説明を仕切れませんので,家庭裁判所に簡単なパンフレットがありますし,そこで説明を聞くこともできます。また,弁護司会や司法書士会が行っている法律相談でも,相談することができます。
回答日時:2010-01-29 22:06:29