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「埼玉最強の中学生」恐喝手口はセコかった…
賭けマージャンの負け金として現金1万円を脅し取ったとして、警視庁少年事件課は27日までに、恐喝の疑いで東京都板橋区の無職少年(16)を逮捕した。同課によると、少年は中学3年生だった昨年4月に埼玉県内から板橋区へ引っ越したが、中学生の間で「埼玉最強の男が板橋に来た」などと噂され、他校の生徒とけんかを繰り返して周囲に恐れられていたという。
逮捕容疑は、今年2月21日、賭けマージャンで勝った金を支払わせるために、当時別の中学の3年だった板橋区内の少年(15)に電話をかけ「同級生が払えないならおまえが払え」などと脅し、同22日に少年の友人を通じて現金1万円を脅し取った疑い。
同課によると、少年は昨年6月から今年3月までの間、別の中学に通う少年7人にナイフを見せたり、暴行したりして賭けマージャンに参加するよう強要。賭けマージャンは、順番や役などを無視し、少年だけに有利なルールだったという。
取り調べに対し、容疑を認め「マージャンで勝った金として受け取れば、恐喝にはならないと思った」などと供述。脅し取った金は、パチスロやキャバクラなどの遊興費に充てていた。
支払いに困った被害者の少年ら4人が昨年7月、同区内でひったくりをしようとして窃盗未遂容疑で逮捕されていた。
同課は、少年はこれまでに知り合った中学生5人から計40万〜50万円を脅し取ったとみて調べている。
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