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KBC元社員の懲役5年求刑 |
05/25 16:19 |
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KBC=九州朝日放送のディレクターだった男が、手製の爆弾を製造しかつての同僚に郵送しようとしたとされる事件の裁判で、検察側は懲役5年を求刑しました。
求刑を受けたのは、KBC=九州朝日放送のディレクターだった永井讓被告(45)です。
起訴状などによりますと、永井被告は去年3月、ガラスびんに火薬や釘およそ50本などを入れて手製の爆弾を製造し、同僚だったカメラマンの男性宛てに郵送しようとしたとされています。
きょうの論告求刑公判で、検察側は、「郵便局の職員らをも危険にさらした著しく反社会的な行為で、爆発していれば、失明など人体に重大な損傷を与える可能性があった」として、懲役5年を求刑しました。
一方、弁護側は、「『爆発物』と認定される威力はなかった」と主張した上で、「被告は深く反省しており、一定の被害弁済が済んでいることを判決では考慮すべき」と述べました。
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