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【プロ野球】ヤクルト高田監督が辞任 今後は小川ヘッドが監督代行2010年5月27日 紙面から ヤクルトの高田繁監督(64)が26日、成績不振の責任を取り辞任した。同日、楽天戦(神宮)に2−3で敗戦。交流戦は開幕9連敗となり、試合後に鈴木正球団社長と会談。辞意を申し出て了承された。今後は小川淳司ヘッドコーチ(52)が監督代行を務める。 会談後、高田監督は会見。目にうっすらと涙を浮かべながら「責任を取りたいと思った。これ以上、球団や選手に迷惑はかけてはいけない」と語った。開幕から3カード連続勝ち越しと好スタートを切りながら、4月中旬から調子を落とし、同30日に最下位に転落。交流戦に入ってからも泥沼から抜け出せなかった。 「自分の中で借金が10を越えた時から責任の取り方を考えてきた。何とか交流戦をきっかけにと思っていたが、出口が見えなかった」。20日に球団へ辞意を伝え、慰留されて翻意したが、22日のロッテ戦で20失点の大敗。その後も連敗が止まらず、辞任となった。 08年にヤクルト監督に就任。昨年は3位でクライマックスシリーズ進出を果たしたが、今季はここまで13勝32敗1分けと大低迷。高田監督は「無念の涙か」という質問に対し「いや、無念というより申し訳ないということ。これだけの成績で期待に応えられなかった」と声を振り絞った。後任は、荒木大輔投手コーチ(46)や元監督の若松勉氏(63)らを中心に選定を進めることになりそうだ。 ▽小川淳司ヘッドコーチ「突然のことで何と言っていいか分からない状態だが、とにかく前を向いて頑張るしかない」
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