会見で笑顔をみせる森昌子＝東京・六本木のテレビ朝日
今月１７日に子宮の全摘出手術を受けた歌手・森昌子（５１）が２６日、都内で会見し「明るくなりました。もう一度やり直しです」と再出発を誓った。森は、３年前から更年期障害に悩まされ、子宮筋腫からの不正出血でたびたび貧血に。今回、医師から「筋腫ができやすい体質。取ってしまった方が、体が楽」と言われ全摘出を決断したという。ただ、女性にはデリケートな問題で、「５０数年間、自分の体にあったもの。一概に『分かりました』とは言えなかった」と苦悩も明かした。
森は、更年期特有の症状とされる、うつ状態だったという。夕方に日が沈むと、涙が止まらなかったり、良い天気なのにカーテンを閉め切って何もせず過ごしたり…。手術で、そんな苦しみも解消したといい、「精神的にはスッキリした」と笑顔をみせた。
３年前といえば、歌手・森進一と離婚し、仕事復帰を果たしたころ。３人の子供を抱え「１人で頑張らなくちゃ」と思い、抱えたストレスも病気の遠因とみられる。森は、会見で「今まで無理していたから、無理はしない。いい手抜きすることも大事」とも話していた。６月１日にテレビ番組の収録で仕事復帰する。