mネット・民法改正情報ネットワークは、民法改正論議と男女共同参画に関する情報を発信するメディアです。
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   緊急院内集会のご案内
  今国会で民法改正の閣議決定を!

  日時 6月1日(火)11:30〜   会場 衆議院第二議員会館 第1会議室  

 選択的夫婦別姓制度導入や婚外子相続差別撤廃を盛り込んだ民法改正は、昨年の政 権交代により実現するものと大変期待されました。ところが、民法改正案は今国会の 提出予定法案とされながら、現在に至るまで閣議決定されていません。千葉法務大臣 は、5月11日の法務委員会の答弁で、改めて今国会での提出に意欲を見せました が、閣議決定の見通しすら立っていません。
 民法改正に賛成の野党からも議員立法案が提出されていないため、97年以降、民 法改正案を出し続け、公約にも掲げた政党が政権をとって初めて通常国会で法案がな いという厳しい状況になる恐れもあります。
 昨年8月、国連女性差別撤廃委員会は日本政府に対し、民法の差別規定の撤廃はも ちろん、世論調査を理由に法改正しないことについても厳しく勧告しました。民法改 正は、勧告の履行を確実なものにするために新たに導入されたフォローアップ制度の 対象になっており、政府は2年以内に取った措置を報告しなければなりません。
 今週は、国連子どもの権利委員会が日本政府の報告書審査を行い、6月に総括所見 を採択します。同委員会はこれまで、婚姻最低年齢を男女平等にする民法の改正や婚 外子差別の民法や戸籍法を改正するよう勧告していますが、実現しておらず、日本政 府が厳しい勧告を受けるのは必至とみられます。
 選択的夫婦別姓制度導入は、当事者はもとより、政府や新聞各社の世論調査で明ら かなように多くの国民が賛成し、国際社会からの要請であるにもかかわらず、議論も 進まず、見通しも立たないため、鳩山政権に対する不安や失望の声が日に日に大きく なっています。
 そこで、今国会での閣議決定を求める緊急の院内集会を行うことにいたしました。
 今年は参議院選挙が行われます。多くの皆様にご参加いただき、法改正を求める声 を大にして国会議員に届け、閣議決定を求めたいと思います。ぜひご参加ください。
 なお、当日は、国会議員や集会の賛同団体、家族法学者や弁護士、法改正を望む個 人やNGO、メディア関係者などが出席することになっています。

   連絡先:mネット・民法改正情報ネットワーク
   〒107-0052 東京都港区赤坂2-6-22-304 Tel&Fax:03-3568-3077
   URL:http//www.ne.jp/asahi/m/net/ e-mail:mnet@news.email.ne.jp

            

 緊急の呼び掛けのため、6月1日の集会に参加できない方が多数いらっしゃいます。そ うした皆さんの切実な声を国会にお届けしたいと思います。民法改正に関するものに 限らせていただきますので、7月30日(日)の午後5時までに送信してください。
メールアドレスかファックス番号が付記され、希望された方には集会報告を送らせて いただきます。

都道府県名と性別は公表しますので、必ずご記入ください。
所属もしくは職業、肩書、年齢や名前(イニシャルやペンネームも可)は了承いただ いた部分のみ公表します。

            

民法改正の実現を願って、缶バッジをつくりました
家族の一人ひとりを大切にしたい・・・

 夫婦別姓は「家族のきずなを壊す」、婚外子への差別をなくすと「重婚が増える」と、民法改正に反対する声があります。
 そこで、選択的夫婦別姓制度や婚外子相続差別撤廃の民法改正は、家族のきずなを壊すのではなく、多様な家族のあり方を認め、新しいきずなを結ぶものであり、「家庭生活における個人の尊厳と両性の本質的平等」を定めた憲法24条にも合致するということをアピールするため、憲法記念日を前に缶バッジを作りました。
 ボトルオープナー付きなので、ビールやジュースの栓抜きとしてもお使い頂けます。

缶バッジは完売しました。
ご購入、ご支援ありがとうございました。

選択的夫婦別姓&婚外子差別撤廃を求めて

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民法が社会を変えることはめったにないが、
社会の変化は民法を変える。
すでに現実になってしまった変化をおしとどめようとする現在の民法は
近い将来に「旧民法」と呼ばれるようになるだろう。
                   ――上野千鶴子(社会学者)
著者
犬伏由子・ 打越さく良・ 大澤容子・ 大谷美紀子・ 折井 純・
金澄道子・ 金塚彩乃・ 榊原富士子・ 坂本洋子・ 棚村政行・
二宮周平・ 道あゆみ・ 吉岡睦子 (あいうえお順)
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「ジェンダー・フリーはがき」

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 誤った理解に基づいて行われる攻撃や、言論や思想の統制につなが ることのないよう、またジェンダー・フリーについて正しく理解され ることを願い、mネットが「ジェンダー・フリーはがき」を作りまし た。

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