げんしけんっ！

どうも、たふぃーです。

いきなりですが、ちょっと昔話を。

オレが今のように絵を描くようになったのは高校3年生のときでした。
当時はまだ絵を描き始めたばかりで本当に下手だったので、人前で絵を描いたり見せたりすることは全くと言っていいほどありませんでした。
そもそもオレが通っていた高校は県内でも有数の進学校だったということもあり、周囲にいたのはオタク趣味に興味がない真面目な優等生タイプの友人ばかり。
そんな友人たちに萌え絵を見せたとしてもドン引きされることはほぼ間違いなかったので、なおさら当時のオレは人前に自分の絵を晒すことはありませんでした。

しかし、そんなオレにも自分の描いた絵を臆することなく見せることができる友人が数人いました。

その一人が、当時同じクラスだった哀川譲(仮名)君です。

哀川君自身も絵を描く人で、特にネウロやヘルシングのような狂気に満ちた絵柄を好むという不思議な感性の持ち主でした。
さらに音ゲーマーだったオレと格ゲーマーだった哀川君はゲーセンで偶然出会うことも多く、オタク的な性格や気質がよく似ていたのか、とても仲良くなりました。

地学の授業で席が隣り同士になったので、お互いに絵を見せ合いながら

オレ「はいこれ、オパビニア擬人化したよｗｗｗ」
哀川君「何これきめぇｗｗｗ」
哀川君「俺、将来作家デビューするからそのときは挿絵描いてよｗｗｗ」
オレ「うはｗｗｗおｋｗｗｗ」

なんていう会話で盛り上がっていたら、先生に黒板消しを投げられたりしたのも今となってはいい思い出です。

…そして高校卒業後、オレは北海道の某国立大学へ、哀川君は東京の某専門学校へそれぞれ進学し、現在に至るというわけです。



え？

なぜこんな話をしたのかって？



実は、その友人の哀川譲君なんですが…

【More・・・】

この度、第16回電撃小説大賞に応募した作品が最終選考まで残ったらしく、

なんと本当にプロの作家としてデビューすることになったそうです！Σ(￣△￣uU)



タイトルは「俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長」！
本日発売だそうなので、ぜひ買って読んであげてね！

しかも表紙イラストはプロイラストレーターのH2SO4氏！
なんかこうやって表紙カバーを見てると、なんだか友人がもう手の届かないところへ行ってしまったようで…鳥肌が立ってきますね！

哀川君本人は「話の雰囲気が被るから(週刊少年ジャンプで連載中の)『めだかボックス』早く終わらないかな…」と言ってましたｗｗｗ
哀川君、本当におめでとう！(*>∀<*)ﾉ

ちなみにオレは読む用と見る用と飾る用と布教用と保存用で計5冊買いましたｗｗｗ




…ゴメンよ哀川君、あんな話をしておきながらオレはあの頃からぜんぜん成長してませｎ(ｒｙ