【社会】もんじゅ、運転に影響なし 補給水タンクの水位が上昇2010年5月27日 22時11分 日本原子力研究開発機構は27日、高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で、水蒸気発生用の補給水タンクの水位が一時的に上昇したと発表した。現在行っている原子炉の確認試験では、発電系統の設備を使わないため、運転に影響はないとしている。 原子力機構によると、発電用タービンを回す蒸気を発生させる水をためるタンクで、作業員が27日午前10時ごろ、点検のため水位を調節する弁の電源を切ったところ、別の供給設備からタンクに水が流入したという。 調節弁の電源を切ると自動で弁が開くため、前もって前後にある別の弁を閉めておく必要があるが、作業員が前後の弁を確認せず、開いたままの状態で、調節弁の電源を切ったとみられる。 (共同)
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