千葉県八街市の住宅で男性が殺害・放火されて現金が奪われた事件で、逮捕された男は奪った金の一部をパチンコなどに使った可能性があることが分かりました。
八街市の土木作業員の男(47)と15歳の娘は、今月11日午後2時半までに市内の農業・中村行夫さん(76)を殺害し、現金十数万円を奪ったうえ、放火した疑いで22日に逮捕されました。その後の取材で、男は火災が発生した約30分後の午後3時ごろには自宅近くのパチンコ店を訪れていたことが新たに分かりました。この後、男は午後11時ごろに景品交換所を出て、タクシーで行きつけのスナックに行ったということです。この男と娘は当時、食べるものもないほど経済的に困っていたということですが、警察は、男が奪った金の一部を遊びに使った可能性があるとみて調べています。