「川南町農家からの手紙」 読者の声(下)

(2010年5月26日付)


■早く病気なくなって

 子ども3人と一緒に、牛や豚の置かれている現状や、畜産業に携わる方々の気持ちを考えました。口蹄疫が早く終息し、畜産農家や獣医師など関係者の方々が抱える心の傷が、一日も早く癒やされますように=宮崎市清武町、主婦(37)


 のうかのみなさんとぶたさんやうしさんへ わたしはしんぶんをみてどうしていきなりびょうきになったのかなとおもいました。びょうきがなかったらこんなことにならないのにとおもいました。のうかのみなさんがかわいそうでした。ぶたさんとうしさん、びょうきがなくなるといいね。ぶたさん、うしさん、げんきになってね=主婦の長女(7)


 新聞にのっているぶたのすがたやきじを見ておどろきました。ぼくは手洗いとうがいをたくさんしようと思いました。そしてぼくは、ほかにもできることがないかかんがえてみました。農家の人たちにあきらめてほしくないです。こうていえきのウイルスたちがにくらしいと思いますが、もう少ししんぼうしてください。おねがいします。はやく病気がなくなりますように=主婦の次男(10)


 「農家の人たちへ」今、宮崎が口ていえきという病気で苦しんでいるということを、新聞でたくさん読みました。牛やぶたは、食べられるのはうれしいけど、何もされないで殺されるのはいやだと思います。宮崎牛が日本一のお肉とは知っていたけど、それがなくなるなんていやだと思います。

 ぼくには農家をしている新富町のおじちゃんとおばちゃんがいます。その人たちも肉牛をかっています。殺されるのを目の前で見るなんて悲しすぎてなみだもでないと思いました。これからも、口ていえきに負けないでたくさんお肉をつくってほしいです。くじけないで頑張ってください

 「牛やぶたへ」通じないと思うけど、それでも書きます。毎日、毎日、おいしいお肉をありがとう。今、口ていえきという病気が君たちの中ではやっていますね。苦しいでしょう。いつ殺されるかドキドキするでしょう。何の罪もないのに殺されるなんてひどいと思います。これからも病気に負けないように頑張ってください=主婦の長男(11)


■現実報道するべきだ

 日ごろより思っているのですが、子どもたちには現実をそのまま知らせるべきだと思っています。確かに子どもはショックを受け食欲をなくすかもしれない。でも、その子どもたちをどう親がフォローするかだと思います。あんな悲惨な現場で頑張っている子どもたちがいる。同じ痛み、悲しみを味わうべきだと思います。本当に悲惨な現状をもっと報道するべきではないだろうか。現実なのだから=宮崎市佐土原町、会社員(39)


■勇気ある行動だった

 森本さんの新聞掲載はとても勇気ある行動だったと思う。発生地域にマスコミが入ることができない現状で、現実を視覚的に伝えることはとても大事なこと。小さな子どもがショックを受けたとのコメントがあったが、それは正常な感受性。言葉だけでは伝えきれない現実を見ることで事の重大さ、そして食の大切さ、命の重さを知ることができるのではないか。大人が「残酷だ」と思うのは勝手な解釈だと思う。その大人こそ、現実から目をそむけず、車両の消毒などできる範囲で行動し、子どもたちに正しい知識を伝えるべきである=宮崎市、主婦(36)


■原稿だけで十分

 農家の現実は原稿だけでも十分に分かる。写真を掲載する意味はないのでは=匿名